まとめ:オートバイ編集部
第3位
ヤマハ「セロー250 ファイナルエディション/ツーリングセロー」
生産終了で再認識されて2022年はランクアップ!
生産終了したものの、いまだヤマハのラインナップ上に残るセロー250。多くの現役モデルを押しのけて、2021年のクラス5位から2ランクアップして3位に輝いた。
「自然の中を二輪二足で、前へ前へと進んでいく」という、初代から変わらず受け継がれてきたコンセプトは、トレッキングを楽しむオフロードライダーだけでなく幅広いライダーからも支持を集めてきた。
スリムで軽量な車体やしなやかなサスペンションと、パワーではなくフレキシブルさを重視したエンジンの組合せによる素直なハンドリングこそ、セローの魅力の核。生産が終了してしまった結果、本来の価値が再び見直され、今回のランクアップに繋がったと言えそうだ。
主なスペック・価格
※スペックは「セロー250ファイナルエディション」
全長×全幅×全高 | 2100×805×1160mm |
ホイールベース | 1360mm |
最低地上高 | 285mm |
シート高 | 830mm |
車両重量 | 133kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 74.0×58.0mm |
圧縮比 | 9.7 |
最高出力 | 14kW(20PS)/7500rpm |
最大トルク | 20N・m(2.1kgf・m)/6000rpm |
燃料タンク容量 | 9.3L |
変速機形式 | 5速リターン |
キャスター角 | 26゜40' |
トレール量 | 105mm |
タイヤサイズ(前・後) | 2.75-21 45P(チューブタイプ)・120/80-18M/C(62P・チューブレス) |
ブレーキ形式(前・後) | Φ245mmディスク・Φ203mmディスク |
メーカー希望小売価格 | 58万8500円(消費税10%込)※生産終了モデル |
第2位
ホンダ「レブル250」
カテゴリーを超えたネオ・スタンダード!
2017年デビューのレブル250は、大排気量クルーザーをそのまま縮小したような古典的なスタイルではなく、スリムでスポーティな個性的ルックスと、それに見合った軽快な走りや使い勝手の良さを追求。気負わずに乗れて日常生活の中で気軽にライディングを楽しめる、新時代のカジュアルクルーザーとして、今やこのクラスでも1、2を争う人気モデルの座に君臨している。
ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー2022の250クラスでも2021年に続き2位の座をキープ。もはや単にクルーザーという枠の中だけでは収まらない存在で、現代のスタンダードバイクと呼ぶべきバイクであることを、この投票結果は証明している。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2205×820×1090mm |
ホイールベース | 1490mm |
最低地上高 | 150mm |
シート高 | 690mm |
車両重量 | 170kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 76.0×55.0mm |
圧縮比 | 10.7 |
最高出力 | 19kW(26PS)/9500rpm |
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m)/7750rpm |
燃料タンク容量 | 11L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 28゜00′ |
トレール量 | 110mm |
タイヤサイズ(前・後) | 130/90-16M/C 67H・150/80-16M/C 71H |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 59万9500円(消費税10%込) |