まとめ:オートバイ編集部
第1位
カワサキ「Ninja ZX-25R/SE/KRT」
現在250スポーツで最強最速のマシン!
2021年のジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー250クラスでダントツのトップに輝いたニンジャZX-25R。衝撃的な4気筒スーパースポーツの人気は2022年も変わらず、2位となったレブル250に2倍以上の大差を付け、見事に連覇を達成している。
人気の理由は言うまでもなく、現行250ccクラスの中で唯一にして最強の、最高出力45PSを誇る水冷DOHC4気筒エンジン。2気筒エンジンのライバルたちを圧倒するパワフルさに加えて、直4ならではの高回転で奏でる官能的なエキゾーストサウンドも多くのライダーを惹きつけている。
車体も強力なエンジンに見合った出来栄えで、トラクションコントロールなど電子制御デバイスも装備。フラッグシップスーパースポーツ・ZX-10Rにも通じる、排気量を感じさせないレーシーなスタイルも魅力だ。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1980×750×1110mm |
ホイールベース | 1380mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 785mm |
車両重量 | 183kg(SE/SE KRTエディション:184kg) |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 50.0×31.8mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 33kW(45PS)/15500rpm ラムエア加圧時:34kW(46PS)/15500rpm |
最大トルク | 21N・m(2.1kgf・m)/13000rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.2° |
トレール量 | 99mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70R17M/C 54H・150/60R17M/C 66H |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 84万7000円(消費税10%込) |
SE / SE KRTエディション | 93万5000円(消費税10%込) |
まとめ
コストパフォーマンスの高さだけでなく上質さや個性もポイント
販売地域が多く、世界的な展開をするグローバルモデルが多い「250クラス」は、その分車種も多く、全クラスの中で最も幅広い選択肢が選べる。スーパースポーツはもとより、ネイキッド、クルーザー、アドベンチャー、スクーターまで展開しているカテゴリーは、こことミドルクラスしかなく、それだけ充実したバイク選びができることになる。しかも、グローバルモデルの利点で価格も手頃なモデルが多いのも嬉しいメリットだ。
ただ、そんな250クラスにも変化の波は訪れていて、近年ではこのクラスのモデルにも個性や上質さが求められ始めているようだ。ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤーのランキングでも、他車とは性能、価格の面で一線を画している、カワサキのZX-25Rが、今年もぶっちぎりでのトップを獲得。250クラスは今後もますます進化していきそうだ。
ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー2022
250ccクラスBEST10
順位 | メーカー | 車名 | POINT |
---|---|---|---|
1 | Kawasaki | Ninja ZX-25R | 6544 |
2 | Honda | Rebel 250 | 2740 |
3 | YAMAHA | SEROW250 | 2544 |
4 | Honda | CBR250RR | 2495 |
5 | SUZUKI | V-Strom250 | 2045 |
6 | Honda | Rebel250 S Edition | 1390 |
7 | SUZUKI | GSX250R ABS | 982 |
8 | SUZUKI | GIXXER SF 250 | 941 |
9 | Honda | CB250R | 899 |
10 | Honda | FORZA | 818 |
まとめ:オートバイ編集部
※このランキングは、月刊『オートバイ』2022年10月号で発表したものになります(投票期間は2022年6月1日~7月31日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。