まとめ:オートバイ編集部
第1位
ホンダ「CT125・ハンターカブ」
走るシーンを選ばない絶大な人気を誇る一台
2020年春のデビューと同時に大人気となり、ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤーの125クラスでもトップを獲得したCT125・ハンターカブ。2021年こそトップを逃したが、2022年はクラス首位の座に返り咲き、その絶大な人気が衰えていないことを証明した。
大型キャリアやアップマフラー、ハイマウント吸気ダクトなど、往年のCT110のDNAを感じさせるスタイルも魅力だが、粘り強く信頼性に優れた124cc空冷単気筒エンジンや、1チャンネルABSを組み合わせた前後ディスクブレーキ、LEDヘッドライトなど、各部パーツは最新鋭だ。
その性能や信頼性、使い勝手の良さで、コミューターだけでなく、ツーリング、トレッキングまで幅広い用途に対応できるCT125。遊び心あふれる多用途モデルとして、今後も上位にランクインされるだろう。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1960×805×1085mm |
ホイールベース | 1255mm |
最低地上高 | 165mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 120kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 124cc |
ボア×ストローク | 52.4×57.9mm |
圧縮比 | 9.3 |
最高出力 | 6.5kW(8.8PS)/7000rpm |
最大トルク | 11N・m(1.1kgf・m)/4500rpm |
燃料タンク容量 | 5.3L |
変速機形式 | 4速リターン |
キャスター角 | 27°00' |
トレール | 80mm |
タイヤサイズ(前・後) | 80/90-17M/C 44P・80/90-17M/C 44P |
ブレーキ形式(前・後) | Φ220mmディスク・Φ190mmディスク |
メーカー希望小売価格 | 44万円(消費税10%込) |
まとめ
毎日を楽しくする彩り豊かな頼れる相棒
最近のバイク人気を大きく押し上げている要因のひとつが、この125クラスの人気上昇だろう。近年、ホンダがかつて原付一種クラスで展開していた、モンキー、ダックスなどのレジャーバイクたちを現代の技術でリメイク、この125クラスに続々とラインアップしていることで、どちらかと言えば通勤・通学の足として実用本位なモデルが多かったこのクラスに彩りが加わり、幅広い層のユーザーから注目を浴びていることもポイントだと言えるだろう。
もちろん、このクラスの中核を支える実用的なコミューターも健在だが、スクーターではPCXやNMAXのような、おしゃれで上質なシティモデルが人気を博しているし、GSX-Rのようなフルサイズの本格スポーツモデルもあり、125クラスには個性豊かなバイクが多いのも人気の秘訣かもしれない。
ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー2022
原付二種125ccクラスTOP10
順位 | メーカー | 車名 | POINT |
---|---|---|---|
1 | Honda | CT125 HUNTER CUB | 5139 |
2 | SUZUKI | GSX-R125 ABS | 2977 |
3 | Honda | DAX125 | 2764 |
4 | Honda | CROSS CUB110 | 2233 |
5 | Honda | Monkey125 | 1934 |
6 | Honda | GROM | 1666 |
6 | Honda | SUPER CUB C125 | 1666 |
8 | Honda | PCX | 1205 |
9 | Honda | CB125R | 951 |
10 | SUZUKI | GSX-S125 ABS | 915 |
まとめ:オートバイ編集部
※このランキングは、月刊『オートバイ』2022年10月号で発表したものになります(投票期間は2022年6月1日~7月31日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。