文:小松信夫/写真:中村浩史
ホンダ新型「CBR250RR」先行展示車両
ホンダがMotoGP第16戦となる日本グランプリで、新型「CBR250RR」の実車を先行展示
MotoGP第16戦「MOTUL日本グランプリ」が開催されるツインリンクもてぎ。そのグランドスタンドプラザ内に設けられるホンダブースで、2022年9月23日から決勝レースが行われる25日まで、先日インドネシアで発表されたばかりの新型「CBR250RR」の実車が展示される。
もてぎで展示される車両は、インドネシアで発表された新型「CBR250RR」には存在していなかった、白がベースのボディカラー。
また、ウインカーがポジションランプに一体化されていたインドネシア仕様とは異なり、アッパーカウルの側面に独立したウインカーを装着。
これは現行の日本国内向け「CBR250RR」と同様の日本の法規に合わせたレイアウトで、コーションステッカーが日本語標記だったことと合わせ、公式な発表はないが国内市販予定車そのものか、それに近いモデルだという可能性がある。
国内モデルに関するスペックや発売日・価格など詳細は未発表だ。
ホンダ新型「CBR250RR」レースベース車のイメージモデル
また同時にもう1台、新型「CBR250RR」のレースベース車も展示される。
こちらは黒ベースにレーシーなグライフィックを配したボディカラーで、日本グランプリでの展示ということもあって、レプソル・ホンダで走るマルク・マルケス選手のゼッケン93をあしらっている。レース向け車両ということで当然保安部品は備えていないが、展示車両はノーマルに準じた外装。
レースベース車はマフラーが付属しないが、展示用に一例としてエンデュランス製のレーシングマフラーを装着。ステップもノーマルとは異なるもの。タイヤも同時に展示される公道版と違うものだった。
文:小松信夫/写真:中村浩史