ホンダ新型「フォルツァ350」タイ仕様車の特徴
タイで販売されてきた「フォルツァ350」は、スポーティなスタイルと快適性が魅力のボディへ、4バルブヘッドを備える高効率な329.6cc水冷eSP+エンジンを搭載。2チャンネルABSも合わせて活発で安定感のある走りを実現。
大容量のシート下収納スペース、電動調整できるウインドスクリーン、スマートキーやUSB充電ポートといった現代のスクーターに欠かせない装備類も充実。さらにホンダスマートフォンボイスコントロールシステム(HSVC)でスマートフォンとの連携にも対応するなど、スポーティな走りと洗練された使い勝手を併せ持つ、現代的なビッグスクーターとして人気を集めてきた。
今回のモデルチェンジでは、バランスの良い走りをもたらすエンジンや足回り、抜群に使い勝手の良い装備類といった面は従来モデルにそのまま受け継がれる。
大きく変更されたのはスタイリング。従来型ではヘッドライトはモノアイ風の3眼LEDだったが、新型では初期のフォルツァを想わせるデュアルLEDヘッドライトとなり、大きくイメージチェンジ。
同時にテールランプも新しいデザインに変更。デザインのモチーフは従来型から受け継ぎながら、より洗練された雰囲気のリアビューとしている。
電動で無段階に高さを変えることで、体格や好みに応じて防風効果を調整できるウインドスクリーンも引き続き装備されている。調整幅は150mmを確保。
アナログ表示のスピードメーター、タコメーターの中央に多彩な情報を表示する液晶パネルを配置したメーターパネルも、液晶パネルの大型化などでより機能的に進化した。
このように、新型は各部で細かな改良を重ねることで、さらに「フォルツァ350」の魅力をアップすることを狙っている。
ホンダ新型「フォルツァ350」タイ仕様車のカラーバリエーション
タイ仕様の新型「フォルツァ350」にはグレー、レッド、ブルー、ブラックという、4タイプのボディカラーが用意される。
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ホンダ新型「フォルツァ」国内モデルに関する情報
気になるのは「フォルツァ350」と多くの部分を共用してタイで生産、日本で販売されてきた250ccの「フォルツァ」と、新型「フォルツァ350」との関係。ホンダはSNSの公式アカウントで、タイでの新型「フォルツァ350」発売に触れた上「国内モデルについては今後の情報発信をお待ちください」とコメント。
今回の新型「フォルツァ350」の250ccバージョンが、近い将来に国内で発売される可能性は高そうだ。
まとめ:小松信夫
ホンダ新型「フォルツァ350」タイ仕様車の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2143×754×1507mm |
ホイールベース | 1510mm |
シート高 | 780mm |
車両重量 | 187kg |
エンジン形式 | 水冷4ストOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 329.6cc |
ボア×ストローク | 77×70.8mm |
圧縮比 | 10.5 |
燃料タンク容量 | 11.7L |
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) |
キャスター角 | 26.3° |
トレール | 91mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70-15・140/70-14 |
ブレーキ形式(前・後) | ディスク・ディスク |