Trail125とは
北米仕様のだとCT125ハンターカブがTrail125。これね。
CTという名称ももちろん馴染み深いけど、Trailも1960年代から呼称されてきた伝統あるネーミングなのね。掘り下げると長くなるから、詳しくはこちら。
さてtrail。意味としては、「山中の小道」とか「痕跡」とかそんな感じ。
オフロード界隈だと、レーシーなモデルに対してトレールモデルって言い方もしたりするぽい。
ちなみに、ホンダ公式のハンターカブスペシャルムービーのタイトルも「Find Your Trail」。
CT125をTrail125ぽくするために必要なもの
さて、国内向けのCT125を北米向けTrail125にする、とはいってもステッカーを貼り変えるだけ。完璧にTrail125仕様にするとなると、スイングアーム交換とかマフラー交換が必要なんだけど、今回はそこまではナシのライトカスタムステッカーチューン。
用意するのは、北米向けステッカー。
北米向けのステッカーは探すとあちこちで売ってるんだけど、大抵はサイドカバー左右のステッカーのみなのよ。
それはそれでお求め安くて良いんだけど、今回はこだわりのコーションラベルなど外装ステッカー一式が揃ったタイプ。
購入先は、カブ専門店のM&Fカビィさん。マニアックすぎてまだオンラインショップにものってない。詳しくはお問い合わせを。値段は確か1万円くらい。
ステッカーを貼っていくよ
さてこのTrail125ステッカー。サイドカバーのステッカーに一点だけ大きな問題があって、ステッカーの縁が赤色になってるのよ。
これは、北米ではボディカラーが赤しかないから。
でも今回貼り付けるハンターカブは、パールオーガニックグリーン。
仕方ないので赤が残らないように、余白部分をデザインカッターで丁寧に切り落とすよ。
お次はハンターカブのステッカーを剥がすんだけど、ドライヤーとかであっためるとはがしやすいよ。
なるべくダメージ少なく剥がしたいので、爪で剥がすよりはカーボンスクレーパーを使った方が良いかと思う。200円くらいだし。
あとは丁寧に貼るだけ。サイドカバーはさりげなく曲面なので、丁寧にね。
Trail125仕様CT125ハンターカブ完成
というわけで完成。まずは全体の雰囲気を見てみて。
見る人が見ればわかるこだわりですよ。このキットでは細かいコーションも付属してるのでそちらも紹介。
フレーム部コーション
フレーム上部にはWARNINGとBRAKING INFOMATIONのラベル。
シフトパターンのステッカーはないので、日本仕様のまま。より北米らしくするなら剥がすのもアリかもだけど、一度剥がしたら再利用は難しいかも。
チェーンガードコーション
お次はチェーンガード部。よく見ないとわからないね。神は細部に宿るってやつですよ。こだわりですよ。
この他にもキャリア重量のコーションと、あとなんか「ヘルメットをかぶって乗りましょう」みたいなステッカーがついてた。
その他のカスタムポイント
ほかにもカスタムパーツついてたので軽く紹介。
マフラーはデルタのバレル4-S MINIサイレンサー。
大人気OPMIDのマルチメーター。大人気すぎてamazonで定価の三倍の値付けを見たことある。やばい。
まとめ
丁寧な作業が必要なものの、他のハンターと一味違う仕様にできるので、個人的には非常にオススメ。
レポート:若林浩志