ドゥカティ「パニガーレ V4 R」の特徴

Ducati Panigale V4 R
総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒
シート高:850mm
車両重量:188.5kg
発売時期:未定
税込価格:499万円
究極のパフォーマンスを実現する最高のマシン!
ドゥカティが誇るスーパーバイクの最高峰・パニガーレV4Rの最新バージョンは、MotoGPやスーパーバイク世界選手権で磨かれたテクノロジーで究極のハイパフォーマンスを実現。ミラーとライセンスプレート脱着キットを装備した「スタンダードコンフィグレーション」と、レース用エグゾーストとオープンクラッチカバーを備える「レーシングコンフィグレーション」が設定される。
排気量998ccの水冷V4は軽量ピストン、ガンドリル加工チタンコンロッドなどを採用。「スタンダードコンフィグレーション」は218PSだが、「レーシングコンフィグレーション」でレース用エグゾーストを装着すると237PS。シェルと共同開発した専用オイルを使用すれば、なんと240.5PSにも達する。車体ディメンションや前後サスペンションも見直されている。

フォークのストロークを5mm延長、スイングアームの標準ピボット位置も1mm高め、車高が20mmアップ。切り返しでの俊敏さが増している。
ドゥカティ「パニガーレ V4 R」各部装備・ディテール解説

燃料タンクは軽量なアルミ製。従来モデルから形状を変更してライダーとの一体感を強め、容量も17Lにまで増加した。

シェルと共同開発したオイルはフリクションを10%低減し、市販車ながら最高出力240.5PSという驚異的なパワーを実現する。

チタンコンロッドにガンドリル加工で潤滑用のオイル通路を設けることで、限界走行での耐久性を大幅に高めている。

Fブレーキはブレンボ製、ラジアルマウントでモノブロック構造スティルマキャリパーにΦ330mmローターを組み合わせる。

スイングアームは伝統の片持ち式、ホイールはマルケジーニ製のアルミ鍛造。タイヤはピレリのディアブロスーパーコルサSPを履く。

リアサスはオーリンズ製TTX36。接地感向上のため剛性の低いスプリングが新たに採用され、プリロード専用の油圧式アジャスターも装備。

カラー液晶を採用したメーターパネルには、ハイレベルなサーキット走行のための新しい表示スタイル「トラックEVO」モードを追加。

マスの集中化を狙ったコンパクトなシート。シートカウルも空力特性に配慮したしたデザインにされている。
ドゥカティ「パニガーレ V4 R」主なスペック・価格
ホイールベース | 1471mm |
シート高 | 850mm |
車両重量 | 193.5kg《188.5kg》 |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒 |
総排気量 | 998cc |
ボア×ストローク | 81×48.4mm |
圧縮比 | 14.0 |
最高出力 | 218ps/15500rpm《237ps/15500rpm》 |
最大トルク | 11.4kgf・m/12000rpm《12.1kgf・m/12000rpm》 |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 17L |
キャスター角 | 24.5° |
トレール | 100mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17・200/60ZR17 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ330mmダブルディスク・Φ245mmディスク |
メーカー希望小売価格 | 499万円 |
※《》内はフルレーシング・エキゾースト装着車 |
まとめ:オートバイ編集部