イタリアのバイクメーカー・イタルジェットは2022年11月8日、ミラノで開幕したモーターサイクルショーEICMA2022で、ニューモデルのコンセプト車「ドラッグスター500GP」をお披露目した。
イタルジェット「ドラッグスター500GP」の特徴
圧倒的個性を放つドラッグスターシリーズのニューモデル
イタルジェットの新生ドラッグスターシリーズは、2018年のEICMA(ミラノショー)で初公開された。現在は「ドラッグスター125」と「ドラッグスター200」がラインナップしていて、日本でも2021年末にデリバリーが開始された。
その特徴はなんといっても斬新なデザイン。トレリスフレームをむき出しにし、唯一無二の存在感を放つ。ドラッグスター125/200操作は一般的なスクーターモデルと同様で、シフトチェンジの必要はない。
今回発表されたのは、同シリーズの旗艦モデルとなるコンセプト車「ドラッグスター500GP」。2024年の市場投入を目指しているという。
排気量450cc、水冷4ストDOHC4バルブエンジンを搭載。最高出力は32kW(約43.5PS)を8000rpmで発揮する。そしてこの「ドラッグスター500GP」は、6速ギアのマニュアルトランスミッションを採用した。
フロントフォークは倒立式。フロントブレーキはダブルディスク、キャリパーはブレンボ製。ホイールサイズは前後15インチで、ピレリ製のタイヤを履いている。ドラッグスター125/200と同じく各部装備へのこだわりは強い。
イタルジェット「ドラッグスター500GP」の主なスペック
全長 | 2045mm |
ホイールベース | 1484mm |
シート高 | 820mm |
車両重量 | 180kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 450cc |
ボア×ストローク | 94.5×64mm |
最高出力 | 32kW(43HP)/8000rpm |
最大トルク | 43N・m/6000rpm |
燃料タンク容量 | 12L |
変速機形式 | 6速リターン |
タイヤサイズ(前・後) | 120-70-15・160-60 15 |
ブレーキ形式(前・後) | Φ270mmダブルディスク・Φ230mmシングルディスク |
まとめ:西野鉄兵