ホンダのモンキー(Z50MやZ50J)、ダックスホンダ、スズキホッパーなどの「レジャーバイク」シリーズの対抗馬として、「活発な・元気がいい」という意味合いを持ち登場したヤマハ「ジッピィ」。当時はこの独創性さからか、あまり販売は振るわなかったそう…。発売から50年以上たった今、類を見ないスタイル、車体を改めて見直してみようではないか。
文:栗栖国安/写真:NANDY小菅/まとめ:RIDE編集部
文:栗栖国安/写真:NANDY小菅/まとめ:RIDE編集部
ヤマハ「ジッピィ」各部装備・ディテール解説
ヤマハ「ジッピィ」主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1560×655×985mm |
ホイールベース | 1170mm |
最低地上高 | 175mm |
車両重量 | 74kg |
エンジン形式 | 空冷2スト単気筒 |
総排気量 | 49cc |
最高出力 | 4.5PS/6500rpm |
最大トルク | 0.53kgf-m/5000rpm |
燃料タンク容量 | 3.0L |
オイルタンク容量 1.0L | 1.0L |
変速機形式 | 常時噛合式前進3段 |
タイヤサイズ(前・後) | 2.5-14-4PR・5.0-8-4PR |
ブレーキ形式(前・後) | ドラム・ドラム |
発売当時価格 | 8万3000円 |
※諸元は1973年型 |
オーナー紹介
バイク・アニメなんでもござれ‼のオーナー、NANDY小菅さん
サビサビで鍵もない不動車だったジッピィを見事復活させたのは、様々な二輪誌で活躍するフリーライターのNANDY小菅さん。ほかにもモトコンポ×3、AR125、TZR250、パッソルなどの2ストをはじめ、約32台のバイクを所有。
文:栗栖国安/写真:NANDY小菅/まとめ:RIDE編集部