完全新開発の755ccユニカムツインエンジンを引っ提げて登場したホーネットとトランザルプ。しかし、新世代ミドルエンジンの採用はこれだけではないようだ! なんと、欧州からの情報ではこのエンジンを使った3機種目の新型車が企画されているという噂が! まずは気になるその内容を見ていこう。
CG:宮窪伸治
※本記事は月刊『オートバイ』2023年2月号に掲載されたものをWEB掲載用に再編集したものです。

ホーネット、トランザルプの「次」はネオクラ!?「HONDA GB750」

画像: CG:宮窪伸治

CG:宮窪伸治

2022年10月のインターモトで新開発755ccのエンジンを採用したCB750ホーネットが発表されたが、新しい並列2気筒エンジンとスチール製ダイヤモンドフレームの車体を採用して生まれ変わったのはホーネットだけではなかった。

画像: HONDA CB750 HORNET(2022)

HONDA CB750 HORNET(2022)

翌11月にはEICMAでXL750トランザルプが登場。同じプラットフォームで往年のブランドが復活を遂げたのだ。同じメカニズムを使って異なるジャンルのモデルを展開する手法はいまやポピュラーなことであり、過去の例から想像するに、これら2機種だけで終わることはなさそう。

画像: HONDA XL750 TRANSALP(2022)

HONDA XL750 TRANSALP(2022)

そして、本誌が予想する「3機種目」はネオクラシック。ということで、まずはクラシックなロードスター、GB750の予想CGを制作してみた。「GB」といえば350が爆発的にヒット中だが、そのナナハン版が出るとなれば大いに魅力的ではないだろうか。

画像: ホーネット、トランザルプの「次」はネオクラ!?「HONDA GB750」

CB750ホーネットとXL750トランザルプに搭載されているのが、この並列2気筒ユニカム式SOHCヘッドの755ccエンジン。ヘッドがコンパクトなのが特徴で、最高出力は91.8PS/9500rpmを発生する。トラクション性能に優れる270度クランクシャフトを採用し、パワーよりバランスを重視した出力特性に仕上げられている。ネオクラに搭載されるのであれば、ツインらしい鼓動感を前面に出したキャラクターにも期待したいところ。

ということで、まずはクラシックロードスターの予想CGをご覧いただいたが、本誌が予想する新型755ccネオクラシックには「もうひとつの可能性」が! ぜひ続報をお楽しみに。待てない方は、現在発売中の月刊『オートバイ』2月号でもじっくり紹介しているので、ぜひそちらもご覧ください!

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