まとめ:オートバイ編集部/写真:井上 演
史上最高にアツいロッドショーが開催‼
全国のホットロッド好きの祭典「YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW」が2022年も開催された。今回は記念すべき第30回目‼ 一体どんな盛り上がりとなるのか⁉ と胸をドキドキ・ワクワクさせて会場に行くととにかく人・人・人‼ 2021年と同じくコロナ禍での開催となったが、2021年の1万1000人を大幅に上回る2万1000人の来場者を記録! 2021年はもちろん、コロナ前に開催されていたショーの入場数をも超える来場者という大・大・大盛況の結果となった。実際にオープン前から入場ゲートには大行列。いつもならば昼過ぎには少し歩きやすく、買い物しやすくなるハズが通路はパンパンで、各ブースに集まる人の多さに例年との違いを感じた。
第30回という記念イベントとなった今回は、海外からも多くのゲストが来場し(バイクが届かないというトラブルもあったりしたが)、1932年フォードモデルB“Deuce”を対象とした「90 Years Deuse」、フラット4主催の「Air Cooled in Action」、サイドバルブエンジンを搭載したモデルを対象とした「Unforgettable Side Valve」なども開催され、30回目を記念するにふさわしい盛り上がりとなった。
各ブースの展示レポート
ムーンアイズ
レジェンドスケーターのスティーブ・キャバレロ氏も5年振りに来場‼
ムーンアイズ代表の菅沼氏が運転するムーンバギーと一緒に登場したキャバレロ氏。カッコ良すぎる二人だぜ‼ もちろんその足元には今回販売されたVANSのハーフキャブを着用。
G-SHOCK、Gangnam Gimbalともコラボレーション
ベストオブショーモーターサイクル
Custom Works ZON Harley-Davidson Shovelhead(1973年式)
記念すべき第30回目のベストオブショーモーターサイクルに輝いたのは、日本を代表するショップのカスタムワークスゾンが製作したショベルヘッド。2018年以来のベスト賞を獲得したマシンは、オリジナルのアルミフレームにフロントにはエアサスを搭載と、圧倒されるアイデア、スタイリングとなっていた。ベスト以外にもホットバイクジャパンピック、ムーンアイズバンコクピック、ラフクラフトピックと様々な賞も獲得した。
ベストモーターサイクルヨーロピアン&ベストカフェレーサー
Cherry’s Company BMW HP2 Sport(2008年式)
ベースとなったBMW HP2 Sportもフルカウルだが、全く別の姿に生まれ変わったチェリーズカンパニーの車両。圧巻の外装、そのディティールは芸術作品のよう。
ベストチョッパー&カスタムフロンツピック
Bike Garage KOKORO Harley-Davidson UL “Blizzrd ”(1940年式)
2021年もベストチョッパーに選ばれたバイクガレージココロが製作したULが今年もベストチョッパーを獲得。真横からの車体バランス、各部構成と実に見事な仕上がり。
ベストモーターサイクルアメリカン&アートオブスピーズカフェ
マレーシア&カスタムフェスピック・インドネシア
Hide Motorcycle Harley-Davidson Knucklehead “Black Bird”
外装からフレームとそのメタルワークが高い指示を獲得したヒデモーターサイクルのナックルヘッド。リアにはサスペンションを装備し、走りを意識した仕上がりになっていた。
ベストモーターサイクルドメスティック
296 Japan Kawasaki Estrella(1992年式)
国産車No.1のドメスティックを獲得したのが、296ジャパンのエストレア。フレームと一体となったタンクや、磨き上げられたエンジン、シート・リアフェンダーの処理も素晴らしい。
WedgeMotorcycle Honda CB1100EX
ハンバーグ師匠のHonda CB1100EXをお披露目‼
ウェッジが2021年に続きCB1100EXをベースに製作したのが、ハンバーグ師匠こと、タレント井戸田さんのマシン。ハーレー、CT125とはガラッと雰囲気を変え、ハンバーグブラウンと命名。
46Works Moto Guzzi Lemans1000(1987年式)
46Worksと言えばBMWをベースしたカスタムの印象があるが、今回ベースとなったのはモトグッチのルマン1000。クラシックとハイパフォーマンスのMIX具合も素晴らしい。
HEIWA MOTORCYCLE Triumph 6T Thunderbird “Sevenstar”
驚くほどナローなスタイルに生まれ変わった平和モーターサイクルの6Tサンダーバード。必要以上な物がなく、シンプルな作りながら目を止まらせる作りは流石だ。
SRやMINI BIKEなど日本ならではのカスタム文化!
不動の人気となっているSRをベースとしたマシンから、4発、2スト、ミニと様々な車体をベースとしたマシンが見られるのも、このホットロッドショーの楽しみ。