プジョーモトシクル「ジャンゴ125ABS ファイナルエディション」の特徴
ジャンゴの最終モデルはもっとも人気を集めたトリコロールカラー
近年のプジョーモトシクルの象徴的なモデルだった「ジャンゴ」シリーズが、生産終了を迎えることは2023年2月に発表されていた。この「ジャンゴ125ABS ファイナルエディション」はその名の通り、最終モデルとなる。
「ジャンゴ」シリーズはプジョー最初のスクーター「S55」にインスパイアを受け、レトロかつモダンなアーバンモビリティとして開発された。
大柄な車体は存在感があり、タンデムもしやすい。便利なシート下収納スペース、グローブボックスをはじめ電源ソケットを標準装備するなど、使い勝手のよさも魅力のモデルだ。
ファイナルエディションは、これまでさまざまなカラーやグラフィックを展開してきた「ジャンゴ」の中で、もっとも人気が高かったというトリコロールカラーを採用している。
トリコロールのデカールのほか、鮮やかなルージュのシート、ファイナルエディションと記されたメタルプレート、プジョーの歴史を示すLEGENDロゴ・デカールも装着。さらに純正オプションのショートスクリーンもこのファイナルエディションには標準装備されている。
価格は税込49万5000円。用意された台数はわずか25台で、すでにメーカー在庫は完売。店頭在庫のみとなっている。
なお2023年3月24日に開幕する第50回東京モーターサイクルショーでは、新型車とともに「ジャンゴ125ABS ファイナルエディション」も公開される予定だ。
まとめ:西野鉄兵
プジョーモトシクル「ジャンゴ125ABS ファイナルエディション」の主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 1925×710× 1190mm |
ホイールベース | 1350mm |
シート高 | 770mm |
乾燥重量 | 129kg |
エンジン形式 | 空冷4ストSOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 125cc |
ボア×ストローク | 52.4×57.8mm |
圧縮比 | 10.0 |
最高出力 | 7.8kW(10.6PS)/8000rpm |
最大トルク | 9.3N・m(0.95kgf・m)/6500rpm |
燃料タンク容量 | 8.5L |
変速機形式 | 無段変速 |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70-12・20/70-12 |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク(ABS)・シングルディスク |
乗車定員 | 2人 |
メーカー希望小売価格 | 49万5000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵