2023年3月17日に開幕した「第39回 大阪モーターサイクルショー2023」で、ライダーのドラレコ文化をがらりと変えてしまうかもしれない面白いアイテムを見つけました。ご覧ください。

首にかけるウェアラブルレコーダー、リンクフロー「FITT360 PBα」

画像: LINKFLOW FITT360 PBα

LINKFLOW FITT360 PBα

自転車、バイク、電動キックボードにも良さそうな身に着けるドライブレコーダー

大阪モーターサイクルショー2023での大きなサプライズは、カワサキが新型「エリミネーター」を世界初公開したことでしょう。同時にアンベールされた上級モデル「エリミネーターSE」には、ミツバサンコーワ製GPS対応型ドライブレコーダーが標準装備されていて、そのこと自体も話題となっています。

画像: ▲カワサキ「エリミネーターSE」のヘッドライトの下にはさりげなくドラレコのカメラが備わっています。 www.autoby.jp

▲カワサキ「エリミネーターSE」のヘッドライトの下にはさりげなくドラレコのカメラが備わっています。

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バイク用ドライブレコーダーの開発にいち早く着手したミツバサンコーワもこのイベントに自社ブースを出展。そこで注目を集めていた新製品のひとつがリンクフロー「FITT360PBα」です。

ミツバサンコーワが輸入販売元となり、2023年4月に市販予定のこのアイテムは、バイクに装着するのではなく、ライダー自身が身に着けて撮影をするウェアラブルレコーダー。

全面カメラを左右に2個、背面カメラを中央に1個搭載し、計3方向の映像が同時に録画できるというシロモノです。

ライダーとはいいましたが、オートバイ専用品として開発されたものではなく、自転車やキックボードなども想定した汎用性の高い仕様になっています。

画像: FITT360 PB プロモーション動画 www.youtube.com

FITT360 PB プロモーション動画

www.youtube.com

充電式で、約3時間の連続使用が可能(待機時間は約14時間)。内蔵メモリは64GB、外付けメモリは最大128GBまで対応。

画像: ▲中央部の防水カバーを開けるとmicroSDカードの挿入口と、USB Type-Cの充電口が出てきます。

▲中央部の防水カバーを開けるとmicroSDカードの挿入口と、USB Type-Cの充電口が出てきます。

たとえば、バイクを複数台所有している、もしくは自転車とバイクをどちらも頻繁に乗る、そんな人には適しているのかもしれません。

ただアップライトなライディングポジションの車種なら無難に撮影できそうですが、前傾姿勢がきついモデルだとカメラの角度が合わなくなりそうだな、とも思いました。2人乗りの場合はおそらくパッセンジャーが装着している方が上手く撮影できる気がします。

画像: 首にかけるウェアラブルレコーダー、リンクフロー「FITT360 PBα」

市販価格は現在調整中だそうです。

ヘルメットに装着するタイプのドラレコは、白バイ隊員に採用されるなど普及が進んでいますが、ウェアラブルレコーダーはもっと手軽ですよね。自衛のための新アイテムとして可能性に満ちたものだと思いました。誰もが街を歩くときにも装着するような時代はきてほしくはありませんが……。

ミツバサンコーワは3月24日~26日の東京モーターサイクルショー2023でもブースを出展。このウェアラブルレコーダーの実機もじっくり見られます!

文・写真:西野鉄兵

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