2023年4月7日、愛知スカイエキスポ(愛知県国際展示場)で「第2回 名古屋モーターサイクルショー」が開幕した。この記事では、会場に展示されたサクマエンジニアリングのマイクロCサイドカーを紹介する。
文・写真:山口銀次郎
画像: サイドカーのサクマエンジニアリングが「寝袋コンセプト」の斬新すぎるサイドカーを発表!【名古屋モーターサイクルショー2023レポート】

テント不要の新たなキャンプツーリングスタイルを提案!

様々なタイプや用途に応じたサイドカーやトライクを製造販売するサクマエンジニアリングから発表された「マイクロCサイドカー」は、今までにない高さのあるボックスタイプのサイドカーだ。

画像1: テント不要の新たなキャンプツーリングスタイルを提案!

サイドカーといえばほぼ乗車目的だが、マイクロCサイドカーのコンセプトは「寝袋」というように、寝るためや居住するためのサイドカーなのだ。なので、走行中のサイドカーへの乗車ができない。荷物の積載は可能だが、ツーリング先などで寝るためだけのサイドカーとなっている。

寝袋をコンセプトにしているので、今までにないほどボディに拘りをみせる。寝袋同様の外気を遮断するボディパネルには、硬質ウレタン材を断熱材としてFRPでサンドする造りとなる。長さは180cm、幅は60cmを確保し、高さは寝ている状態から上体を起こしても頭部が当たらない90cmに設定。

画像2: テント不要の新たなキャンプツーリングスタイルを提案!

サイド後端には、換気用の小窓を配置。内側からの開閉が可能となっている。大きく開放し乗り降りが楽な出入り口も兼ねるフロントスクリーンは、3mm厚の頑丈なポリカーボネイト製を採用。気になる重量は、通常サイドカーに装備されている椅子などがないため、船単体で35kgと軽量となっている。

取り付けるバイクは、50ccのミニバイクから装着可能で、またマイクロC サイドカー自体のサイズ変更も対応する。250cc以上の車両に取り付ける場合の改造費、予備検渡しで80万円から。250cc以下の車両に取り付ける場合の改造費、予備検渡しで127万1350円からとなっている。

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