まとめ：オートバイ編集部
ヤマハ「YZF-R125」特徴
YAMAHA YZF-R125
市販予定車・アクセサリー装着車
総排気量：125cc
エンジン形式：水冷4ストOHC4バルブ単気筒
シート高：820mm
車両重量：144kg
発売時期・価格は未定
※諸元は欧州仕様
満を持して投入されるYZF-Rの末弟！
XSR125、MT-125とともに、ヤマハが国内導入予定であると発表したR125（YZF-R125）。
R125、というのは欧州での呼称で、もともとはYZF-R125が正式名称。国内取り扱い時の名前がどうなるかは未定だが、ヤマハ自慢のスーパースポーツ、YZF-Rシリーズの一員であることに変わりはない。
このクラスのフルカウルスーパースポーツと言えばスズキのGSX-R125と、KTMのRC125ぐらい。満を持してそこに投入されるR125は、ファンが待ち望んだ1台だと言えよう。
YZF-R7の流れを汲む独創的でスタイリッシュなデザインや軽量な車体、VVAを搭載するハイパワーエンジンなど、魅力も満載。いまから発売が待ちきれない1台だ。
ヤマハ「YZF-R125」各部装備・ディテール解説
モーターサイクルショー2023に展示された車両はマフラーやシートバッグなどのアクセサリー装着車。ボディカラーはブラックのみが公開されている。
YZF-R7の登場でRシリーズのスタイリングの流れが変わったが、R125もそんな「R7イメージ」の流れを汲む、シャープなプロポーション。
ラムエア風のセンターダクト内部にプロジェクターLEDヘッドライトをマウント。独創的なフロントマスクに仕立てている。
起動時に排気量の「125」を表示するデジタルメーターはモノクロ液晶。最新の欧州仕様はカラーTFTを採用している。
アクセサリーとしてクイックシフターを装備。このクラスでは非常に貴重なアイテムだけに、注目が集まりそうだ。
Φ282mmディスクにBYBRE製2ポットキャリパー、Φ37mm倒立フォークといった装備はアジア向けのYZF-R15と同様。
細身のスポークを用いたホイール、デルタ形状のスイングアームなど、足まわりは本格的。タイヤはIRCのロードウィナー。
アクラポビッチ製のマフラーはサイレンサーを濃紺とした専用品。純正アクセサリーとして販売される可能性も高そう。
タンデムシートに装着されているバッグは汎用品の「スポルトシートバッグ」（税込9640円）だが、フィット感は絶妙。
トップブリッジにアクセサリーマウントを固定し、スマホホルダーを装着。ツーリング時などにとても重宝しそうなアイテムだ。
ヤマハ「YZF-R125」主なスペック
※諸元は欧州仕様
| 全長×全幅×全高 | 1990×715×1145mm |
| ホイールベース | 1325mm |
| 最低地上高 | 160mm |
| シート高 | 820mm |
| 車両重量 | 144kg |
| エンジン形式 | 水冷4ストOHC4バルブ単気筒 |
| 総排気量 | 125cc |
| ボア×ストローク | 52.0×58.7mm |
| 圧縮比 | 11.2 |
| 最高出力 | 15PS/10000rpm |
| 最大トルク | 1.17kgf-m/8000rpm |
| 燃料タンク容量 | 10L |
| 変速機形式 | 6速リターン |
| キャスター角 | 26° |
| トレール | 95mm |
| タイヤサイズ（前・後） | 100/80R17・140/70R17 |
| ブレーキ形式（前・後） | Φ282mmディスク・Φ220mmディスク |
まとめ：オートバイ編集部
