ホンダ「CT125・ハンターカブ」編に続き、「H2C MOTORBIKE IDEA CHALLENGE 2022」にエントリーしていた超絶カスタムが施された「モンキー125」編をお届け。モンキーカスタムが人気の日本のシーンをオマージュしたものから、125のサイズ感をうまく使ったカスタムまで、注目のカスタムを紹介していく。
タイでは走破性アップのためにスポークホイール化が人気!!
日本のメーカーGcraftが作り上げたマシンは70年代のヴィンテージスクランブラーをイメージしてカスタム。前後足まわりはスポークホイールを投入し、4Lモンキー風なタンクにスピード・タコの2連メーター、MSXのスイングアームをベースにツインショック加工するなど細部までこだわった仕上がりとなっている。
前後14インチで走破性抜群のモンキー125
SKT BIKEのマシンは前後に14インチスポークホイールを装着することで足長モンキーに仕上げた。国内にも一時期あった迷彩のオフロードタイヤや、異形なLEDライトを組み合わせたヘッドライトまわりも面白い。この足まわりなら実際にオフロードコースも走ったりできそうだ。
フロント17、リア14インチの本格オフローダー
CT125編でCT125をトライアル車にカスタムしたKicer Kustomのビッグサイズモンキー125。フロントは17インチ、リアは14インチとCRF100Fなどのファンバイク同等のサイズにすることで本格的な走りを可能にしてくれる。大きなフロントフェンダーやゼッケンスペースを用意したサイドカバーなどでヴィンテージテイストに仕上げた。
スポークホイールでよりバイクらしい仕上がりに
大型のスクリーンに、リアにBOXを装備したロングツーリング仕様。ホイールはフロントが12インチで、リアが10インチとミニモトサイズをチョイス。フロントキャリアには工具、リアキャリアのサイドにはオイルが用意されており、ツーリングが盛んなタイでのサポートバイクのような仕上がり。
レポート:山ノ井敦司