文:黒田健一/写真:関野 温
ノーマルマフラーとヨシムラマフラーを比較
ヨシムラ GP-MAGNUM サイクロンEXPORT SPEC

ヨシムラのGP-MAGNUM サイクロンEXPORT SPECを装着するとイメージはガラッと変わる。まずはじめにマフラーに目がいくよね。
純正マフラー

純正マフラーはポップなイメージのクロスカブに合わせた落ち着いたデザインとなっている。これはこれで悪くないよね。
並べて比較
GP-MAGNUM サイクロンEXPORT SPEC

純正マフラー


新排出ガス規制に合わせて大型のキャタライザーを搭載した純正マフラー。ヨシムラの新GP-MAGNUM サイクロンEXPORT SPECもキャタライザーの数を従来のひとつから2つに増加した。
ヨシムラマフラー「GP-MAGNUM サイクロンEXPORT SPEC」とは?

サイレンサーの「ヨシムラ」エンブレムは、とてつもない存在感だよね。これがあるだけで「どう? どう? ヨシムラどう?」って必ず聞かれるからね。

装着したマフラーは「GP-MAGNUM サイクロンEXPORT SPEC」のSSF(サテンフィニッシュカバー)タイプ。このキット内容で税込価格は6万3800円。

GP-MAGNUM サイクロンEXPORT SPECのサイレンサー内部はストレート構造。これを見ただけで高回転まで回したくなる。

エキパイの取り付け部にあるキャタライザー。新排出ガス規制に適合するためにエキパイの中央付近にもキャタライザーを搭載。

サイレンサーエンドの溶接の美しさ。見た目やパワーだけでなく、このような細かい部分の美しさもヨシムラマフラーならでは。
見た目もサウンドもさらにパワーアップ!
クロスカブ110に乗り始めてから、デイトナのスクリーンやエンデュランスのロングリアキャリア、ホンダ純正アクセサリーの一七式特殊荷箱と実用性を重視した商品を紹介してきた。そして今回はついにマフラー交換することに! チョイスしたのはヨシムラの新製品「GP-MAGNUMサイクロンEXPORT SPEC」。早速、ヨシムラの本社で開発者に話を伺った。
今回装着したのは、新排出ガス規制に対応した2022年式クロスカブ110(8BJ-JA60)にも装着できる新製品。このマフラーを開発した落合さんに規制前の従来品との違いを聞いてみると、現行モデルの純正マフラーは新排出ガス規制をパスするためにキャタライザーが大型化されているので、新GP-MAGNUM サイクロンもキャタライザーの数を従来品のひとつから2つに増加したそうだ。通常ならパワーダウンは必至だが、規制前のクロスカブ 110と規制後のモデルの両方に適合させながら、パワーを向上させることが一番苦労したそうだ。
落合さん渾身の一品を装着したクロスカブが奏でるサウンドを聴いたときは、2人ともニヤニヤが止まらなかった。
GP-MAGNUM サイクロンEXPORT SPECを装着してエンジンを始動。純正マフラーとは明らかに異なるサウンドにニヤニヤが止まらない。