文:黒田健一/写真:関野 温、赤松 孝、南 孝幸
富士スピードウェイのMAX ZONE miniに参加!

2023年4月12日に開催された「MAX ZONE mini」に便乗参加。MAX ZONE miniは、排気量250ccまでならどんな車両でも参加できる最速王決定戦なのだ。

最高速アタッカーは平嶋夏海ちゃんだ!
ヨシムラマフラーを装着したクロスカブ110で最高速アタックしてくれたのは平嶋夏海ちゃん。小柄な身体は最高速アタッカーには最適だ。
クロスカブ110にヨシムラ「GP-MAGNUMサイクロン EXPORT SPEC」を装着

ヨシムラGP-MAGNUM サイクロン EXPORT SPEC
富士スピードウェイで最高速チャレンジ!
念願の「ヨシムラ GP-MAGNUMサイクロン EXPORT SPEC」を装着したクロスカブ110。ルックスもサウンドもかなりスポーティなイメージへと変身し、毎日クロスカブに乗ることが楽しくてしょうがない日々を送っている。とくにスロットルを開けた瞬間からブ厚いトルクが炸裂するフィーリングは快感だ。
とは言え、クロスカブ110は原付二種クラスなので、一般道での制限速度は60km/hまでに規制されている。つまり60km/h以上のパフォーマンスは未知の世界なのだ。よってヨシムラマフラーを装着し、「スーパークロスカブ110」へと変身したマシンを全開にするには、サーキットに行くしかないのだ。
だが、そんじょそこらのサーキットでは役不足。そう、スーパークロスカブにふさしい舞台は「富士スピードウェイ」しかない! ホームストレートの全長は1475m。100km/hオーバーを確実視されているスーパークロスカブには、いささか不安が残る長さだがしょうがない!?
と言うことで今回は「ヨシムラ GP-MAGNUMサイクロン EXPORT SPEC サーキット全開編!」をお届けする。
![画像: ヨシムラ GP-MAGNUM サイクロン EXPORT SPEC SSF(サテンフィニッシュカバー) 税込価格:6万3800円 現行モデルはもちろんのこと、[車両型式]8BJ-JA60、2BJ-JA45、[適合エンジン型式]JA59E、JA10Eにも対応するフルエキゾーストマフラーだ。溶接の美しさはさすがのヨシムラクオリティ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2023/06/27/7cf6f1273a85e93efb3eba461572334d7b038e7a_xlarge.jpg)
ヨシムラ GP-MAGNUM サイクロン EXPORT SPEC SSF(サテンフィニッシュカバー)
税込価格:6万3800円
現行モデルはもちろんのこと、[車両型式]8BJ-JA60、2BJ-JA45、[適合エンジン型式]JA59E、JA10Eにも対応するフルエキゾーストマフラーだ。溶接の美しさはさすがのヨシムラクオリティ。

街乗りで「やっぱヨシムラのマフラーは最高だぜ!」とご満悦の黒田。ここからサーキット走行仕様に軽量化する。
クロスカブ110でサーキット走行するための準備
スクリーンもリアボックスも取り外しだ!

普段は「デイトナ ウインドシールド RSシリーズ ロング」と「一七式特殊荷箱」を装着しているが、最高速チャレンジには不利なようなので外すことにした。

エア調整はマストだね!

サーキット走行するなら必ず空気圧も確認しよう。これも最高速に大きく影響するのだ。しかし、充電式の空気入れは便利だね。
ポンダーもセットしなくちゃね!

夏海ちゃんがフロントフォークに取り付けているのは、タイムや最高速を計測するポンダー。これがないと最高速は測定できません。
太田安治秘伝! 最高速アタックのライポジを伝授!?

スクリーンとリアボックスを取り外して身軽になったクロスカブ110だが、ライディングポジションも最高速には大きく影響する。最高速トライのベテラン、太田安治氏から秘伝の最高速ライポジの指導を受ける。
いざ出陣!

すべてが整い、ついに決戦の時が来た。真剣なまなざしの夏海ちゃんの横で好記録を確信し、笑みを浮かべる黒助。結果はいかに…。