文:オートバイ編集部
ハーレーダビッドソン「X440」特徴

Harley-Davidson X 440
インド仕様車
軽快な走りに期待したいインド発のロードスター
インドのハーレーダビッドソンがニューモデルとしてX440を発表した。ミドルクラスのハーレーとしては、すでに中国でX350とX500という2つのモデルが発表されているが、このX440はそれらとは生産国も内容も異なるブランニューモデルだ。
かつてのスポーツスターを彷彿させるスタイリングを採用し、搭載されているエンジンは440ccの空冷シングル。
現地情報ではこのX440はインド以外の地域での展開も検討しているとのことなので、日本への導入にも期待が持てそうだ。

生産はインドのHero(ヒーロー)社。現地の大手メーカーのひとつで、ホンダのモデルなどの生産も担当する会社。生産技術やクオリティは確かだけに、X440の完成度にも期待は高まる。
ハーレーダビッドソン「X440」各部装備・ディテール解説

スタイリングの印象は空冷エンジンを搭載する、かつてのスポーツスターシリーズを思わせるもの。スポーティで軽快そうなフォルムだ。

車体サイズは排気量に見合った、コンパクトでスリムなもの。

空冷単気筒エンジンを搭載。エンジンのガードバーも備えている。

サイレンサーはブラック仕上げのストレートメガホン。サスペンションは2本ショックで、リアタイヤサイズは140/70-17。

フロントタイヤはインドのMRF社製で、サイズは100/90-18。ブレーキキャリパーはBYBRE製で、制動力もしっかり確保されている。

ヘッドライトはLEDを採用。中央で点灯しているのはDRLと思われ、ロービーム、ハイビームはその上下にあるようだ。

タンクにあしらわれる立体エンブレムは、ハーレーダビッドソンのロゴと「X」の文字。ハーレーのシングルモデルは「X」シリーズとなる模様。
ハーレーダビッドソン「X440」動画・写真
The all new Harley-Davidson X440
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