文:オートバイ編集部
ハーレーダビッドソン「CVO ロードグライド」「CVO ストリートグライド」特徴

Harley-Davidson CVO STREET GLIDE(左)
Harley-Davidson CVO ROAD GLIDE(右)
総排気量:1977cc
エンジン形式:空冷4ストOHV4バルブV型2気筒
シート高:715mm(ストリートグライド)/720mm(ロードグライド)
車両重量:380kg(ストリートグライド)/393kg(ロードグライド)
発売日:2023年6月8日
税込価格:549万7800円〜
空冷最強ユニットと最高級の装備を誇る
ハーレーダビッドソンの最高級プレミアムモデル、CVO(カスタム・ビークル・オペレーションズ)の2023年モデルは3機種用意されるが、国内で6月に初お披露目となったのは、そのうちの2機種、CVOロードグライドとCVOストリートグライドだ。
どちらも空冷最大排気量となる、1977ccの「ミルウォーキーエイトVVT121」ユニットを搭載。可変バルブタイミング機構・VVTを新たに採用し、115HPのパワーと18.3kg-mという大トルクを発揮、これまで以上に爽快な走りを実現する。
装備も一層充実した。独創的なデザインのLEDヘッドライトとや12.3インチの大型カラーTFTモニター、ロックフォード・フォズゲート社製プレミアムオーディオなど、インフォテインメントも最高レベル。ボディカラーはともに2色をラインアップする。
ハーレーダビッドソン「CVO ロードグライド」注目ポイント

ボディカラーはダークプラチナ/ピンストライプとウイスキーニート/レイヴンメタリックの2色を用意。ともに仕上げの美しさは絶品モノ。

従来の2眼ヘッドライトを思わせる形状の、大型LEDヘッドライトとDRLを採用。フロントマスクは一層独創的なものとなった。
ハーレーダビッドソン「CVO ストリートグライド」注目ポイント

ロードグライド同様、ボディカラーはダークプラチナ/ピンストライプとウイスキーニート/レイヴンメタリックの2色が用意される。

バットウイング・フェアリングと呼ばれる大型のカウルを横切るように長いLEDウインカーをレイアウト。強烈なインパクトだ。
ハーレーダビッドソン「CVO ロードグライド」「CVO ストリートグライド」各部装備・ディテール解説

これまでの117ユニットからさらに排気量を拡大し、VVT機構まで加えた史上最強のミルウォーキーエイトエンジンを搭載。

豪快なサウンドを奏でるハイフローエキゾーストは高品質なブラッククローム仕上げ。エンドピースの形状も凝ったものだ。

フロントフォークは47mmという極太のショーワ製倒立フォーク。ブレーキキャリパーもブレンボ製のラジアルマウントを採用する。

大きなメーターは12.3インチのカラーTFT。専用OSの「スカイライン」を介して、スマートフォンとのリンクやナビ表示も可能。

ホールド性に優れたシートはCVOロゴ入りの専用品。サドルバッグには5×7インチのロックフォード製スピーカーをマウント。

テールランプはインパクトある縦型デザイン。ひと目見ただけでCVOだと分かる、独創的で上質なリアビューを演出する。
ハーレーダビッドソン「CVO ロードグライド」「CVO ストリートグライド」主なスペック・価格
※《 》内はCVOストリートグライド
全長 | 2410mm |
ホイールベース | 1625mm |
最低地上高 | 145mm |
シート高 | 720mm 《715mm》 |
車両重量 | 393kg 《380kg》 |
エンジン形式 | 空冷4ストOHV2バルブV型2気筒 |
総排気量 | 1977cc |
ボア×ストローク | 103.5×117.5mm |
圧縮比 | 11.4 |
最高出力 | 86kW(115HP)/5020rpm |
最大トルク | 183N・m/3500rpm |
変速機形式 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 22.7L |
レイク角 | 26° |
トレール量 | 170mm |
タイヤサイズ(前・後) | 130/60B19・180/55B18 |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 549万7800円~(消費税10%込) |
文:オートバイ編集部