月刊『ヘリテイジ&レジェンズ』が各社の注目の新製品を紹介します。今回はピーエムシー「モノコックスイングアーム PMC×ギルドデザイン」をピックアップ!

ピーエムシー「モノコックスイングアーム PMC×ギルドデザイン」

Zを軸に’70-’80年代バイク向けにカスタム&リプレイスパーツを広く販売するPMC、そして’90年代カスタムブーム時から連綿と行うパーツ開発・製造で知られるギルドデザイン。そんな2社の協力でこの春、空冷Z用に送り出された“モノコックスイングアーム PMC×ギルドデザイン”を紹介しよう。

同品はメインパイプに高強度なアルミ7N01による35×70mmの目の字断面材を採用し、高剛性と軽量化を両立。エンドブロック(チェーン引き部)はA5083材とし、装着車両のリヤサスや足まわりのチューニング具合に合わせて注文時にサス受け部位置を、STDと同等となる465mmのほか、485mm、495mm、515mmの4パターンから、注文時にユーザーが任意に選択できる凝りようだ。

さらに170幅までのタイヤが履けるようにと、そのサス受け部は予め10mmオフセット、チェーンラインも十分に確保しているなど、その仕様は至れり尽くせり。Zのカスタムシーンに新たな選択肢が加わったのだ。

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画像1: ピーエムシー「モノコックスイングアーム PMC×ギルドデザイン」

パイプ部は高強度で知られる目の字断面7N01材。本体はポリッシュ、エンドブロックはシルバーアルマイト仕上げだ。

画像2: ピーエムシー「モノコックスイングアーム PMC×ギルドデザイン」

購入時にその位置を4パターンから選べるサス受け部は10mmオフセット済み。これに合わせて、アッパー側マウント位置決めのためのカラーも同梱。アクスルシャフトにはΦ20mmの中空タイプが付属している。

画像3: ピーエムシー「モノコックスイングアーム PMC×ギルドデザイン」

ピボット部にはニードルベアリングとボールベアリングを組み合わせ、ラジアル・スラスト両方向を支持することでスムーズな動作を実現している。

画像4: ピーエムシー「モノコックスイングアーム PMC×ギルドデザイン」

モノコック構造となるフロントセクションにはオイルキャッチタンクも備わり、EARL's-6ANホースが使えるアダプターユニオンを設置。各部の溶接痕も美しい。

SPECIFICATION

メーカーギルドデザイン
製品名モノコックスイングアーム PMC×ギルドデザイン
発売元ピーエムシー
対応車種カワサキ空冷Z系(1973-1978・前期モデル)
ボルトオン車種 : Z750FX、Z1000Mk.ll
要フレーム加工 : Z1/Z2、Z750-Z1000、Z1-R、Z1R-ll
純正リヤマスター使用不可 : Z750-Z1000('76-'78)、Z1-R、Z1R-ll
以外注意事項あり。詳細はPMCのホームページで要確認
価格22万円

取材協力:ピーエムシー

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

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