この記事では、同企画内で「125クラス(51~125cc)」にカテゴライズされる、スズキのスクーターモデルをまとめて紹介します。
SUZUKI Address125
S-023(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
1991年の「アドレスV100」発売以来、『アドレス』はスズキ伝統のブランド。2022年10月に発売された新型は、それまで日本国内で販売されていたモデルとは異なり、丸みのあるボディ、フラットなフットボード、異形ヘッドライトがスタイリングの特徴で、ヘッドライトとポジションランプにはLEDを採用。SEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)エンジンを搭載する。
SUZUKI AVENIS125
S-024(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
国内では1999年以来の復活となったスズキ「アヴェニス」ブランド。
新型は総排気量124ccの空冷単気筒 SEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)エンジンを搭載し、スポーティなスタイリングのボディに、LEDヘッドランプや2灯式のLEDリアコンビネーションランプ、シート下の21.5L容量のトランクスペース、フル液晶タイプメーターを装備。
フロントインナーボックスも装備されUSB電源ポートも標準装備されている。
SUZUKI BURGMAN STREET125EX
S-025(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
2022年に登場したばかりのアドレス125、アヴェニス125に続いて、2023年登場したラグジュアリースクーター。スズキのスクーターの中でも高級路線となるバーグマンシリーズの末弟とあって、スタイリングは高い質感を感じさせる、重厚なものを採用。使い勝手のいいフラットフロアやゆったりしたシートを採用し、毎日の移動を快適に楽しめる仕様となっている。
エンジンはアドレス、アヴェニスと同じ、空冷のSEPユニットで、バーグマンはスズキ車初となるアイドリングストップシステムも標準装備。アドレス、アヴェニスとは異なり、このEXのみ、リアホイールを12インチとしているのも特徴。31万円台というリーズナブルな価格にも注目だ。
SUZUKI SWISH/SWISH LIMITED
S-026(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
コンパクトな車体に、前後10インチホイールを装着。エンジンは力強い加速と好燃費を両立する124cc空冷単気筒 SEPを搭載。大容量シート下収納、USB電源ソケットなど装備も充実。また、ナックルバイザー、グリップ&シートヒーターを標準装備した『リミテッド』もラインアップされているが、現在は生産を終了している。
SUZUKI Address110/Address110 Special Edition
S-028(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
スリムでフラットフロアボードの車体に前後14インチホイールを装着。装備重量100kgと軽量で、燃費性能と良好な加速性能を実現する112ccのSEPエンジンを搭載。特別色を纏ったスペシャル・エディションが2021年8月に発売された。しかし現在はすでに生産終了。
SUZUKI e:BURGMAN
S-029(ジャパンバイクオブザイヤー2023 投票番号)
交換式バッテリーを使用する原付二種電動スクーター。実用化に向けて、電動二輪車用交換式バッテリーシェアリングシステム『Gachaco(ガチャコ)』を使って、2023年4月~6月の期間で東京都城南エリア(目黒、太田、港区)で実証実験が行われた。
スズキはこの実証実験を通じて、通勤・通学・買い物など生活の足としての利用場面で必要なデータを収集し、今後の電動二輪車開発につなげるとしている。気軽に使える原二電動モデルの登場に期待したい。