カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」のメディア向け試乗会にモデルの葉月美優さんが参加! 千葉県の袖ヶ浦フォレストレースウェイで、最高出力80馬力を発揮するNinja ZX-4RR KRT EDITIONのスポーツ性能を体感してきました。
文:葉月美優、ゴーグル編集部/写真:井上 演

カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」のカラーバリエーション

画像: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」のカラーバリエーション

カラーリングは、ZX-4RR KRT EDITIONがライムグリーン×エボニーの1色設定。ZX-4R SEはメタリックフラットスパークブラック×メタリックマットグラフェンスチールグレー、キャンディプラズマブルー×メタリックフラットスパークブラックの2色設定。

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画像1: カワサキ「Ninja ZX-4RR」インプレ(2023年)葉月美優がサーキットで全開走行! クラス最強80馬力とスポーティなハンドリングを体感

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    Ninja ZX-4RR KRT EDITION|カラー:ライムグリーン×エボニー
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    Ninja ZX-4R SE|カラー:メタリックフラットスパークブラック×メタリックマットグラフェンスチールグレー
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    Ninja ZX-4R SE|カラー:キャンディプラズマブルー×メタリックフラットスパークブラック
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    Ninja ZX-4RR KRT EDITION|カラー:ライムグリーン×エボニー
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    Ninja ZX-4R SE|カラー:メタリックフラットスパークブラック×メタリックマットグラフェンスチールグレー
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    Ninja ZX-4R SE|カラー:キャンディプラズマブルー×メタリックフラットスパークブラック
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カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説

新設計の水冷4気筒399ccエンンジン搭載のスポーツモデル「Ninja ZX-4R SE/Ninja ZX-4RR KRT EDITION」は、先行デビューしていたZX-25Rと車体を同一としながら、驚異の80馬力(ラムエア加圧時)を絞り出すパフォーマンスを発揮する。

Ninja ZX-4R SEとNinja ZX-4RR KRT EDITIONともに、クラッチやアクセル操作をせずにシフトチェンジ(アップダウンともに)を可能にするデュアルディレクションKQS(カワサキクイックシフター)を標準装備。また、3つのモードセレクトを可能にするKTRC(カワサキトラクションコントロール)や、フルパワーやローパワーの選択が可能なパワーモードを装備。さらに、KTRCとパワーモードと連携する包括的なモードセレクション「インテグレーテッドライディングモード」を備える。

画像1: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説

一目でニンジャシリーズと判断できるフェアリングデザインを採用するが、フロントマスクセンターにはZX-6R同様にラム圧導入孔を設ける。

画像2: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説

インナーパイプ径φ37mmのフロントフォークには、400ccクラスでは初採用となるアジャスタブルSHOWA製SFF-BPを採用。幅広い調整を可能としている。フロントブレーキは、φ290mmのセミフローティングディスクとラジアルマウントモノブロックキャリパーの組み合わせをダブルで装備。

画像3: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説

新設計のエンジンは、クラス初となる最高出力57kW(77PS)をエンジン回転14500rpmで発生させる。ラムエアシステムを採用することにより、ラムエア加圧時にはエンジン回転14500rpmで最高出力58kW(80PS)を発生させる。

画像4: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説
画像: ZX-4RR KRT EDITIONのSHOWA製SFRC-liteショック

ZX-4RR KRT EDITIONのSHOWA製SFRC-liteショック

画像: ZX-4R SEのリアショック

ZX-4R SEのリアショック

画像5: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説

リアブレーキは、φ220mmのディスクローターとスライド式1ピストンキャリパーの組み合わせとなる。マフラーは、右側出しのオーソドックスなシングルサイレンサータイプを採用。

画像6: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説

燃料タンク容量は15Lで、ZX-25Rと同容量となる。

画像7: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説

薄型に見えるシートは、エルゴノミクスを追求し、スポーツライディングに対応する形状と長時間走行での快適性を両立している。

画像8: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説

テールまわりは、ニンジャシリーズを踏襲したスタイリッシュなデザインとなる。

画像9: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説
画像10: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説
画像11: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説
画像12: カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の各部装備・ディテール解説

メーターは大型のTFT液晶モニターを採用し、バックパネルは日照を感知しブラックとホワイトに切り替わる。また、サーキットコース等でのラップタイムを計測することが可能な、サーキットモードも搭載。

カワサキ「Ninja ZX-4R SE」「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」の主なスペック・価格

※《 》内は「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」

全長×全幅×全高1990×765×1110mm
ホイールベース1380mm
最低地上高135mm
シート高800mm
車両重量190《189》kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量399cc
ボア×ストローク57.0×39.1mm
圧縮比12.3
最高出力57kW(77PS)/14500rpm ラムエア加圧時:59kW(80PS)/14500rpm
最大トルク39N・m(4.0kgf・m)/13000rpm
燃料タンク容量15L
変速機形式6速リターン
キャスター角23.5°
トレール量97mm
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C 58W・160/60ZR17M/C 69W
ブレーキ形式(前・後)Φ290mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク
メーカー希望小売価格112万2000円《115万5000円》(消費税10%込)

文:葉月美優、ゴーグル編集部/写真:井上 演

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