ミニバイク用エンジンチューニングの極め付け!!
モンキー125(JB02)、グロム(JC61/75)用DOHCボアアップキットが登場!!
4ストロークミニバイクで人気のカスタムと言えば排気量を上げる「ボアアップ」があげられる。カスタムメーカーが試行錯誤し、様々なキットが用意され、純正の倍、ミニバイクでは考えられない馬力を発揮するキットも発売されてきた。
その中でも究極とされるのが、純正ではSOHCのエンジンをDOHC化してしまう「DOHCボアアップKIT」。50cc時代のモンキーなどでは既にリリースされていたが、ついにモンキー125、グロム系にキタコから登場する(海外では既に販売中)。
上で紹介しているパワーグラフを見てもらえれば分かるように20馬力オーバー!!!!!!!!!!!!! 純正では8馬力あたりの2倍以上のパワーを叩き出し、高回転域で驚くべきパワーを発揮してくれる。
キタコの技術が集結したDOHCヘッドとは!?
メカ好きにはたまらないこの見た目。DOHCとはDouble OverHead Camshaftの略で、読んで字の如く、ヘッドに2本のカムシャフトが用意されており、キタコのキットでは吸気側(φ24.5)2本、排気側(φ21)2本の4本のバルブを用意。63mmの燃焼室は安全マージンを考慮した最大サイズとなっている。パワーアップに伴いピストンも高強度な鍛造ピストン、クランクシャフトにも高強度なH断面コンロッドを採用したオリジナルのクランクシャフトが用意される。
まだ試乗出来ていないが、この数値、これまでのモンキー系チューニングエンジンを試乗してきた経験からこれはとんでもない乗り味、パワーを発揮してくれること間違いなし!! 低回転域からスムーズに回り、純正のエンジンでは味わうことのできない回転域まで回るエンジン。このドキドキ・ワクワクこそミニバイクイジり、チューニングの醍醐味!!
試乗した際にはまたwebオートバイで紹介予定。乞うご期待!! キットは既に発売中。全国のモンキー125(JB02)、グロムユーザー(JC61/75)は必見だ!!
レポート:山ノ井敦司