まとめ:オートバイ編集部
第1位
スズキ「ハヤブサ」
王者と呼ぶにふさわしい堂々たる存在感と豪華さ
2023年のバイク・オブ・ザ・イヤーのビッグクラスで3連覇を果たしたハヤブサ。大排気量を活かした余裕のある動力性能と、存在感を感じさせる堂々たるスタイルという、ビッグバイクならではの魅力がこのハヤブサには詰まっており、たくさんのライダーからの支持を集めてトップになるのも、ある意味当然の結果と言えるだろう。
2021年に久々のフルモデルチェンジを受け、エンジンはムービングパーツの大半を新作、電子制御ライディングアシストも充実させた。トラクションコントロールやアンチリフトコントロールなども装備し、合計6つのライディングモードが用意されるなど、装備内容も大幅に充実、新世代のフラッグシップにふさわしい豪華さを誇る。熱烈なファンの多いZ900RSを大きく引き離しての3連覇は、絶対王者と呼ぶにふさわしい、堂々たる結果と言えるだろう。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2180×735×1165mm |
ホイールベース | 1480mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 800mm |
車両重量 | 264kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 1339cc |
ボア×ストローク | 81.0×65.0mm |
圧縮比 | 12.5 |
最高出力 | 138kW(188PS)/9700rpm |
最大トルク | 149N・m(15.2kgf・m)/7000rpm |
燃料タンク容量 | 20L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 23゜ |
トレール量 | 90mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・190/50ZR17M/C(73W) |
ブレーキ形式(前・後) | ダブルディスク・シングルディスク |
メーカー希望小売価格 | 215万6000円/221万1000円(25th)(消費税10%込) |
まとめ
一度は乗ってみたいライダー憧れの1台
BIGクラスは、事実上の「フラッグシップナンバー1決定戦」。各社のトップモデルたちがひしめく、このクラスのバイクに投票することは「一度は乗ってみたい」憧れのバイクに対する一票を投じる、という意味あいも持っている。
そんなBIGクラスで3連覇を飾ったのはハヤブサ。2位に入ったのはZ900RS。昨年同様の結果だが、いずれもデビュー以来高い人気を誇示し続ける大ヒットモデル。どちらも一度は乗りたい、というライダーの羨望のまなざしを集めるモデルであることは間違いなさそうだ。
3位以降を見てみても、ゴールドウイング、CB1300、ニンジャH2 SXと、文字通りの「花形バイク」が勢揃い。読者の憧れのマシンたちが競う「夢のランキング」にぜひ注目して欲しい。
ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー2022
ビッグクラスBEST10
順位 | メーカー | 車名 | POINT |
---|---|---|---|
1 | SUZUKI | Hayabusa | 7364 |
2 | Kawasaki | Z900RS/YELLOW BALL EDITION/SE | 3899 |
3 | Honda | Gold Wing Tour | 3694 |
4 | Honda | CB1300 SUPER FOUR/SP | 3440 |
5 | Kawasaki | Ninja H2 SX/SE | 2394 |
6 | Honda | HAWK11 | 1983 |
7 | Honda | CB1300 SUPER BOL D’OR/SP | 1823 |
8 | SUZUKI | KATANA | 1641 |
9 | Honda | CBR1000RR-R FIREBLADE | 1504 |
10 | YAMAHA | XSR900 | 1058 |
※このランキングは、月刊『オートバイ』2023年10月号で発表したものになります(投票期間は2023年6月1日~8月10日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)
まとめ:オートバイ編集部