近年の原付二種ブームを支えているのは、個性あふれる車種が非常に多く、選択肢が充実していること。スクーターからレジャー、マニュアルミッション車から、フルサイズの本格スーパースポーツまで、このクラスにはさまざまなモデルを選べるのだ! 月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2023」(125クラス)の結果をお伝えする。
まとめ:オートバイ編集部
まとめ:オートバイ編集部
第1位
ホンダ「CB125R」
発売からしばらく経った後、1位に大躍進! フルサイズ時代の到来か
続々とニューモデルが登場し、競争がますます激しくなっている125クラスを制したのは、ネオスポーツカフェコンセプトのスポーツネイキッド、CB125R。前後17インチホイールを採用したフルサイズモデルで、特に大きなモデルチェンジもないのに、2022年の当ランキング9位からいきなりの1位躍進となったあたりに、このクラスのフルサイズスポーツに対する注目度の高まりを感じる。
ボディデザインはひとクラス上の風格が感じられる上質なもので、SFF-BP倒立フォークや、急制動時にリアタイヤの浮き上がりを抑制するIMU付きABSを標準装備するなど、上位モデル並みの装備を誇る。搭載されるシングルエンジンは水冷DOHC4バルブで、軽快な走りを実現。スイングアーム下にエンドがあるショートマフラーは軽量化とマスの集中化にも貢献している。
主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2040×820×1055mm |
ホイールベース | 1345mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 815mm |
車両重量 | 130kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 124cc |
ボア×ストローク | 57.3×48.4mm |
圧縮比 | 11.3 |
最高出力 | 11kW(15PS)/10000rpm |
最大トルク | 12N・m(1.2kgf・m)/8000rpm |
燃料タンク容量 | 10L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24゜12′ |
トレール量 | 90mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70R17M/C 54H・150/60R17M/C 66H |
ブレーキ形式(前・後) | Φ296mmディスク・Φ220mmディスク |
燃料消費率 WMTCモード値 | 46.8km/L(クラス2-1)1名乗車時 |
メーカー希望小売価格 | 47万3000円(消費税10%込) |
まとめ
ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー2023
原付二種125ccクラスTOP10
順位 | メーカー | 車名 | POINT |
---|---|---|---|
1 | Honda | CB125R | 4727 |
2 | Honda | CT125 HUNTER CUB | 3973 |
3 | Honda | PCX | 2422 |
4 | Honda | Dax125 | 2264 |
5 | Honda | Monkey125 | 2113 |
6 | YAMAHA | XSR125 | 1912 |
7 | SUZUKI | GSX-R125 ABS | 1258 |
8 | Honda | CROSS CUB 110 | 1007 |
9 | Honda | GROM | 956 |
10 | Honda | Super Cub 110 | 856 |
10 | YAMAHA | TRICITY125 | 856 |
※このランキングは、月刊『オートバイ』2023年10月号で発表したものになります(投票期間は2023年6月1日~8月10日・月刊『オートバイ』およびwebオートバイで募集を行いました)。
まとめ:オートバイ編集部