近年の原付二種ブームを支えているのは、個性あふれる車種が非常に多く、選択肢が充実していること。スクーターからレジャー、マニュアルミッション車から、フルサイズの本格スーパースポーツまで、このクラスにはさまざまなモデルを選べるのだ! 月刊『オートバイ』&webオートバイで投票を募った「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー 2023」(125クラス)の結果をお伝えする。
まとめ:オートバイ編集部

諸元の並び順
 
●エンジン形式 ●総排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●車両重量 ●シート高 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後

第10位

ヤマハ「トリシティ125」

画像: YAMAHA TRICITY125 ●水冷4ストOHC4バルブ単気筒●124cc●12PS/8000rpm●1.1kg-m/6000rpm●168kg●770mm●7.2L●90/80-14・130/70-13 税込価格:49万5000円

YAMAHA TRICITY125

●水冷4ストOHC4バルブ単気筒●124cc●12PS/8000rpm●1.1kg-m/6000rpm●168kg●770mm●7.2L●90/80-14・130/70-13

税込価格:49万5000円

前2輪のLMWコミューター

10位に入ったのが、コーナーリング時に車体と一緒に2輪のフロントタイヤがバンクするメカニズムを持つLMW・トリシティ125。見た目は独特だが操縦フィーリングは自然で、普段2輪のスクーターに乗っている人も違和感なく運転できる。スマホの情報を表示できるメーターやスマートキーを採用している。

第10位

ホンダ「スーパーカブ110」

画像: Honda Super Cub110 ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●109cc●8.0PS/7500rpm●0.90kg-m/5500rpm●101kg●738mm●4.1L●70/90-17・80/90-17 税込価格:30万2500円

Honda Super Cub110

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●109cc●8.0PS/7500rpm●0.90kg-m/5500rpm●101kg●738mm●4.1L●70/90-17・80/90-17

税込価格:30万2500円

フロントブレーキをディスク化し安心感も向上

ビジネスシーンからプライベートまで活躍する名車・スーパーカブ110が同率10位にランキング。大型レッグシールドを備えた丸みのあるフォルムは見ていて安心できる。現行モデルはフロントディスクブレーキを採用、前後ホイールがキャストになって前輪にABSが装備された。万一のバッテリー上がりに備えキックペダルも装備する。

第9位

ホンダ「グロム」

画像: Honda GROM ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●123cc●10PS/7250rpm●1.1kg-m/6000rpm●103kg●761mm●6.0L●120/70-12・130/70-12 税込価格:39万500円

Honda GROM

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●123cc●10PS/7250rpm●1.1kg-m/6000rpm●103kg●761mm●6.0L●120/70-12・130/70-12

税込価格:39万500円

5速ミッションでシフトも楽しい

9位にはワンメイクレースも行われているスポーティモデルのGROMがランクイン。大型LEDヘッドライトを採用した個性的なデザインが特徴。空冷単気筒エンジンに組み合わされるトランスミッションは5速。倒立フロントフォークやリアのモノサスペンション、前後ディスクブレーキなどによりアクティブなライディングが可能だ。

第8位

ホンダ「クロスカブ110」

画像: Honda CROSS CUB 110 ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●109cc●8.0PS/7500rpm●0.90kg-m/5500rpm●107kg●784mm●4.1L●80/90-17・80/90-17 税込価格:36万3000円/37万4000円(くまモン)

Honda CROSS CUB 110

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●109cc●8.0PS/7500rpm●0.90kg-m/5500rpm●107kg●784mm●4.1L●80/90-17・80/90-17

税込価格:36万3000円/37万4000円(くまモン)

走りが変わるFディスク&キャスト

スーパーカブ110をベースに、アウトドアイメージの外装や装備を採用。ポップで遊び心があるモデル・クロスカブ110が8位となった。現行モデルでは前後キャストホイール&ディスクブレーキとなりABSを採用(フロントのみ)。走りと安全性を高めている。くまモンとのコラボモデルもラインアップされ人気を博している。

第7位

スズキ「GSX-R125 ABS」

画像: SUZUKI GSX-R125 ABS ●水冷4ストDOHC4バルブ単気筒●124cc●15PS/10500rpm●1.1kg-m/8500rpm●137kg●785mm●11L●90/80-17・130/70-17 税込価格:45万3200円

SUZUKI GSX-R125 ABS

●水冷4ストDOHC4バルブ単気筒●124cc●15PS/10500rpm●1.1kg-m/8500rpm●137kg●785mm●11L●90/80-17・130/70-17

税込価格:45万3200円

走りの醍醐味を楽しめる本格SS

7位にランクインしたのは、サーキットで培ったノウハウが惜しみなく注ぎ込まれたスーパースポーツ・GSX-R125。スラントしたノーズのフルカウルや跳ね上がったテールによるアグレッシブなスタイルは伊達じゃなく、クラス最高レベルの切れ味を持つシャープなハンドリングを誇り、ワインディングを軽快に駆け抜けていく。

第6位

ヤマハ「XSR125」

画像: YAMAHA XSR125 ●水冷4ストOHC4バルブ単気筒●124cc●15PS/10000rpm●1.17kg-m/8000rpm●140kg●815mm●11L●110/70-17・140/70-17 市販予定車

YAMAHA XSR125

●水冷4ストOHC4バルブ単気筒●124cc●15PS/10000rpm●1.17kg-m/8000rpm●140kg●815mm●11L●110/70-17・140/70-17

市販予定車

発売が待ち遠しい期待の1台

ヘリテイジスポーツの最小排気量モデル・XSR125は、イベントでの展示はあったがまだ発売されていない。登場は秒読み状態だが、ユーザーの期待値はすでに相当高まっており、その証拠が6位という順位。可変バルブタイミングを採用した単気筒エンジンやスチールツインチューブフレームなど本格的な装備による走りが楽しみだ。

第5位

ホンダ「モンキー125」

画像: Honda Monkey125 ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●123cc●9.4PS/6750rpm●1.1kg-m/5500rpm●104kg●776mm●5.6L●120/80-12・130/80-12 税込価格:44万円

Honda Monkey125

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●123cc●9.4PS/6750rpm●1.1kg-m/5500rpm●104kg●776mm●5.6L●120/80-12・130/80-12

税込価格:44万円

元祖・レジャーバイクの雄

コンパクトで可愛らしいデザインを持つレジャーバイク・モンキー125がクラス5位となった。往年のレジャーバイクのシルエットを125ccに合うようスケールアップ。クロームメッキ仕上げの前後フェンダーやショートスタイルのアップマフラー、1人乗りと割り切ったコンパクトで厚みがあるシートなどを採用している。2023年モデルでボディカラーを一新した。

第4位

ホンダ「ダックス125」

画像: Honda Dax125 ●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●123cc●9.4PS/7000rpm●1.1kg-m/5000rpm●107kg●775mm●3.8L●120/70-12・130/70-12 税込価格:44万円

Honda Dax125

●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●123cc●9.4PS/7000rpm●1.1kg-m/5000rpm●107kg●775mm●3.8L●120/70-12・130/70-12

税込価格:44万円

バックボーンフレームの愛らしさが際立つ

愛らしいフォルムのダックス125が4位にランクイン。1969年にデビューした初代ダックスホンダのシルエットを踏襲しつつ、現代の技術と感性で再構築。鋼板プレスを用いたT字型のバックボーンフレームに、自動遠心クラッチを採用した空冷OHC単気筒エンジンを搭載。ダブルシートやアップマフラーなども初代を彷彿させる。

This article is a sponsored article by
''.