まとめ：オートバイ編集部
諸元の並び順
●エンジン形式 ●総排気量 ●最高出力 ●最大トルク ●車両重量 ●シート高 ●燃料タンク容量 ●タイヤサイズ前・後
第10位
スズキ「アドレスV50」
SUZUKI ADDRESS V50
●空冷4ストOHC2バルブ単気筒●49cc●3.7PS/8500rpm●0.35kg-m/7000rpm●74kg●710mm●4.8L●80/90-10・80/90-10
税込価格：18万8100円
通勤快速としても便利
スポーティなスタイリングを持つコンパクトなスクーター、アドレスV50が10位にランクイン。残念ながらこのクラスでは唯一のスズキ車となってしまった。先進技術が注ぎ込まれた空冷エンジンは、なめらかな走りと低燃費を実現。フロントのインナーラックやシート下トランクなど収納スペースも多く、普段使いでも役立つ。
第8位
ホンダ「タクト・ベーシック／タクト」
Honda TACT BASIC/TACT
●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●49cc●4.5PS/8000rpm●0.42kg-m/6000rpm●79kg（BASIC：78kg）●720mm（705mm）●4.5L●80/100-10・80/100-10
税込価格：17万9300円（BASIC）/19万2500円
歴史ある名ブランド
必要な機能をすべて備えたスタンダードスクーターがダンクと同率の8位となったタクト。水冷エンジンは低フリクション技術によってスムーズなパワー特性と低燃費を両立。コンビブレーキは安定した減速を実現してくれる。グローブボックスやシート下トランク、リアキャリアの装備など日常での使い勝手にもこだわっている。
第8位
ホンダ「ダンク」
Honda DUNK
●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●49cc●4.5PS/8000rpm●0.42kg-m/6000rpm●81kg●730mm●4.5L●90/90-10・90/90-10
税込価格：22万9900円
スクエアなスタイルが魅力
凝縮感ある直線基調のデザインが特徴のダンクが8位に。ヘッドライトやウインカーはカウルに埋め込まれ、シンプルなスタイリングを構成。扱いやすい特性の水冷エンジンは燃費性能にも優れていて毎日の使用でも安心だ。フロント左側のグローブボックスにはスマホの充電が可能な電源ソケットを内蔵している。
第7位
ホンダ「ジョルノ」
Honda GIORNO
●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●49cc●4.5PS/8000rpm●0.42kg-m/6000rpm●81kg●720mm●4.5L●80/100-10・80/100-10
税込価格：20万9000円/21万7800円（くまモン）
丸みのあるフォルムで人気
クラシカルで上品なスタイルのジョルノは、初代モデルが1992年にデビューした。ビーノより長い歴史があるだけに、この順位は少し悔しいか。モデルチェンジのたびに質感が向上し、エンジンのパワーフィールや燃費性能を向上させ、軽快な走りを実現している。シート下トランクは容量20L。アイドリングストップ機能も備えている。熊本県のPRマスコットキャラクター「くまモン」バージョンもラインアップ。
第6位
ヤマハ「ビーノ」
YAMAHA Vino
●水冷4ストOHC2バルブ単気筒●49cc●4.5PS/8000rpm●0.42kg-m/6000rpm●81kg●720mm●4.5L●80/100-10・80/100-10
税込価格：21万4500円
可愛いフォルムでファンも多い
6位に入ったのはヤマハの人気車ビーノだ。この順位はある意味、興味深い結果である。こちらも実はホンダのOEMで7位のジョルノの兄弟車だ。ビーノは1997年に初代モデルが登場した歴史あるモデル。エンジン形式や生産メーカーが変わっても、レトロ感あふれる個性的なスタイルは継承され続けている。
第5位
ヤマハ「イービーノ」
YAMAHA E-Vino
【原動機種類】交流同期電動機【定格出力】0.58kw【バッテリー電圧/容量】50V/12.2Ah【最高出力】1.6PS/3760rpm【最大トルク】0.80kg-m/330rpm【車両重量】68kg【シート高】715mm【タイヤサイズ 前・後】90/90-10・90/90-10
税込価格：31万4600円
愛らしいEVコミューター
5位に入ったEビーノはTV番組の影響もあって、電動スクーターの中で知名度はNo.1ではないだろうか。レトロポップなデザインは人気が高く、操作はシンプルですぐ走り出せる。登り坂などで一時的にパワーアップするブースト機能を搭載。バッテリーは3時間で満充電になり約32km走れる。シート下に予備バッテリーを搭載可能。
第4位
ホンダ「イーエムワン イー:」
Honda EM1 e:
【原動機種類】交流同期電動機【定格出力】0.58kw【バッテリー電圧/容量】50.26V/26.1Ah【最高出力】2.3PS/ 540rpm【最大トルク】9.2kg-m/25rpm【車両重量】92kg【シート高】740mm【タイヤサイズ 前・後】90/90-12・100/90-10
税込価格：29万9200円
期待の次世代EV誕生！
これも時代の流れと言うべきか。4位には電動パーソナルコミューター・EM1 e:がランクイン。駆動用のモーターにインホイールタイプを採用し、スリムな車幅を実現。スタイリングは近未来感のあるもので、サイズ的にはディオ110にほぼ近いもの。フロントはディスクブレーキ、リアはドラムでコンビブレーキを備えている。着脱可能な「モバイルパワーパック」は満充電まで約6時間、フル充電時の航続距離は約53kmとなっている。
モバイルパワーパックはシート下のスペースに収納される。ちなみに車両価格にはモバイルパワーパック1個が含まれている。
