SHOEI「NEOTEC 3」の特徴
利便性・快適性を追求しながらスマートなフォルムを実現
SHOEIのネオテック・シリーズは、さまざまな機能が盛り込まれたシステムヘルメットで、初期型の「NEOTEC」、続く「NEOTEC 2」はツーリング好きのライダーに人気を博してきた。
今回発表された「NEOTEC 3」は全面的に進化を遂げている。第一の特徴は、あご部分が開くシステムヘルメットでありながら、スマートなシルエットを実現したことだ。
フェイスカバーやパーツがシェルとシームレスに繋がり、一体感のある形状。見た目だけでなく密閉性も向上し、高速走行時の快適性が高められている。
ベンチレーションは、厚手のグローブをした状態でも操作しやすい形状に。頭部のみならず、口元のエアインテークも新設計された。
フェイスカバーのロック機構も「NEOTEC 2」から見直され、ロック状態の保持力を高い仕様に。全開時は、2段階での固定ができる。
シールドはセンターロック式を採用。ロックボタンにはバネが備わり、ロック時の保持力を強固なものとしている。また、低速走行時に換気が行なえる微開機能も搭載。
インナーサンバイザーも最新のものに。従来よりも5mm延長し、より広範囲で日差しの侵入を防ぐ。
内装には専用設計のチークパッドを採用。頬に当たる面積が拡大され、頬から首回りにかけてソフトにフィットし快適かつ確かなホールド感を実現したという。内部にはスピーカーやマイク、外部にはインカムを装着することも想定した配慮が施されている。
あごひもは着脱がラクな新開発のマイクロラチェットチンストラップを採用。軽量・コンパクトでかつ安全性も高められた。
今回発表されたソリッドモデルのカラーバリエーションは全7色。価格は税込7万9200円で、2023年12月に発売予定(XXLサイズのみ2024年春頃に発売予定)。
SHOEI「NEOTEC 3」のカラーバリエーション
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まとめ:西野鉄兵