※上写真、右から4月入社の超新人キャブ車を勉強中のトミー。手伝いかと思って参加したが、いつの間にかレギュラーのイシッチ。撮影当日、ぎっくり腰の黒田。
文:大冨 涼、黒田健一/写真:関野 温
エアクリーナーとキャブレターを純正に交換!
やっぱりノーマルが一番! アイドリングの不調はエアクリとキャブで解決
私こと、トミーが某オークションサイトで購入したスズキ・GS125E(ちびカタナちゃん)。古い割に意外ときれいじゃ~んと引き取ったが最後、数々のトラブルに見舞われ編集部の黒田パイセンとイシッチに見せると想像以上にオンボロ車両であることが判明。一時スクラップにされそうになるも、何とか先輩方の説得に成功し、このちびカタナちゃんを元通りの走れるバイクへ復活させていくことになりました!
今回は不動のちびカタナちゃんを走れるようにするのが目標で、前回の車体チェックからアイドリングの不調は恐らくパワーフィルターとキャブレターのセッティングによるものだと予想。
そこでまず、パワーフィルターを外してエアクリーナーボックスを装着。さらにキャブの中身の確認とジェットニードルの調節も行い、ノーマル仕様へと戻していく作戦に決定。
人生初のキャブ分解に胸を躍らせていた私は、当日現場に到着して驚愕。現われたのはぎっくり腰の黒田パイセンだった! ということで今回はイシッチと協力して作戦を遂行していきます。果たしてちびカタナちゃんを走らせることができるのか…⁉
不調の原因はコレ!? パワーフィルター&キャブレター
エンジンのトルクやパワーを出すためパワーフィルター仕様にするのはよくあること。当然空気の流入量が多くなるので、この仕様で「ガソリンが濃い」なんてことは通常あるはずがない。しかし、トミーのGS125Eはあろうことかパイロットスクリューを10回転戻してもめちゃくちゃ被りまくり、磨いたプラグが真っ黒になる始末。エアクリボックスのお陰で固定されていたはずのバッテリーも、ボックスがないので、ぐらぐらと動いていることが判明。エアクリに戻した方が…と全員の意見が一致した。
今回はコレをつけちゃうぞ!
合計金額は2672円! 購入したパーツを紹介
今回用意したのはエアフィルターとエアクリーナーボックス、プラグの3つ。エアフィルターはネット通販サイトで1671円で購入、ボックスは某オークションを利用し純正品を550円で購入した。届いてみると値段の割にきれいで、結果的にちゃんと付いたので、今回は当たりを引いたようだ。プラグは近くの2りんかんで451円で購入し、今回の合計金額は2672円となった。
ゲェッ、オヤジ全壊…