スズキ「GSX-R400」特徴

画像: SUZUKI GSX-R400 1988年 総排気量:398cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:735mm 車両重量:160kg(乾燥) 当時価格:69万9000円

SUZUKI GSX-R400
1988年

総排気量:398cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:735mm
車両重量:160kg(乾燥)

当時価格:69万9000円

レースポテンシャルを求めて大きく進化!

衝撃的なデビューを果たした、1984年の初代GSX-Rだったが、1980年代後半に入ると目まぐるしい進化を遂げていくことになる。1986年には角目ヘッドライトを持ち、新冷却システムと新フレームを採用した2代目が登場。翌年には市場の要望で丸目2灯のスタイルに戻し、吸排気系などを見直した3代目がデビュー。

そして1988年には、本格的なアルミツインチューブフレームを採用したこの4代目が誕生するのである。

エンジンは完全な水冷に戻した新設計で、コンロッドをクロモリ製とするなど、力の入った内容。翌1989年にはリアホイールを17インチ化し、「GSX-R400R」も登場した。

スズキ「GSX-R400」各部装備・ディテール解説

画像: フレームはアンダーパイプのない、新設計のDC-ALBOX。前モデルより単体重量は2kg軽くなり、剛性は約50%も向上した。

フレームはアンダーパイプのない、新設計のDC-ALBOX。前モデルより単体重量は2kg軽くなり、剛性は約50%も向上した。

画像: 新設計となった水冷4気筒ユニットは、ピストンを軽量化し、クロモリ製のコンロッドを採用。あわせてバルブ径も見直された。

新設計となった水冷4気筒ユニットは、ピストンを軽量化し、クロモリ製のコンロッドを採用。あわせてバルブ径も見直された。

画像: スピードメーターを別体とする、レーサーレプリカの見本のようなレイアウトのメーター。オレンジ色の針は当時のGSX-Rの伝統だった。

スピードメーターを別体とする、レーサーレプリカの見本のようなレイアウトのメーター。オレンジ色の針は当時のGSX-Rの伝統だった。

スズキ「GSX-R400」主なスペック・当時価格

全長×全幅×全高1995×695×1100mm
ホイールベース1375mm
最低地上高125mm
シート高735mm
車両重量160kg(乾燥)
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量398cc
ボア×ストローク56×40.4mm
圧縮比11.8
最高出力59PS/12000rpm
最大トルク3.9kgm/10500rpm
燃料供給方式キャブレター(BST32)
燃料タンク容量15L
変速機形式6速リターン
キャスター角25゜
トレール量95mm
ブレーキ形式(前・後)ダブルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ(前・後)110/70R17・140/60R18
当時価格69万9000円(1988年)

まとめ:オートバイ編集部

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