カワサキ「ZXR250」特徴
クラストップの座を狙う最新鋭レーサーレプリカ
やるからには、最高のマシンを。250ccクラスにおいて、それまで2気筒モデルしかリリースしてこなかったカワサキがついに投入した4気筒レプリカのZXR250は、兄貴分の400同様、最高の技術と装備をふんだんに投入したマシンだった。
完全新設計のDOHC4気筒はレッドゾーンが1万9000回転という超高回転型。これをアルミE-BOXフレームに搭載。クラス初の倒立フォークやリアのラジアルタイヤ、初のラムエアシステム・K-CAS(カワサキ・クール・エア・システム)の採用など、最新装備のかたまりのような構成で、最後発モデルでありながら、一躍クラストップの座を狙う意欲作だった。
カワサキ「ZXR250」各部装備・ディテール解説
カワサキ「ZXR250」主なスペック
全長×全幅×全高 | 2020×695×1105mm |
ホイールベース | 1370mm |
最低地上高 | 150mm |
シート高 | 740mm |
乾燥重量 | 144kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 48.0×34.5mm |
圧縮比 | 12.2 |
最高出力 | 45PS/15000rpm |
最大トルク | 2.6kg-m/11500rpm |
燃料供給方式 | キャブレター(CVKD30) |
燃料タンク容量 | 16L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24° |
トレール量 | 90mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ300mmダブルディスク・Φ230mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70-R17・140/60R18 |
まとめ:オートバイ編集部