カワサキ「ZXR250」特徴

画像: Kawasaki ZXR250 1989年 総排気量:249cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:740mm 乾燥重量:144kg

Kawasaki ZXR250
1989年

総排気量:249cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:740mm
乾燥重量:144kg

クラストップの座を狙う最新鋭レーサーレプリカ

やるからには、最高のマシンを。250ccクラスにおいて、それまで2気筒モデルしかリリースしてこなかったカワサキがついに投入した4気筒レプリカのZXR250は、兄貴分の400同様、最高の技術と装備をふんだんに投入したマシンだった。

完全新設計のDOHC4気筒はレッドゾーンが1万9000回転という超高回転型。これをアルミE-BOXフレームに搭載。クラス初の倒立フォークやリアのラジアルタイヤ、初のラムエアシステム・K-CAS(カワサキ・クール・エア・システム)の採用など、最新装備のかたまりのような構成で、最後発モデルでありながら、一躍クラストップの座を狙う意欲作だった。

カワサキ「ZXR250」各部装備・ディテール解説

画像: ZXR-7を思わせるレーシーなスタイリング。左サイドカウルに開いたダクトは、量産車初となるラムエアシステムの吸気口。

ZXR-7を思わせるレーシーなスタイリング。左サイドカウルに開いたダクトは、量産車初となるラムエアシステムの吸気口。

画像: サイドカムチェーン、前傾シリンダー、ダウンドラフト吸気と、新開発の4気筒ユニットは当時の最先端技術を結集した仕様だった。

サイドカムチェーン、前傾シリンダー、ダウンドラフト吸気と、新開発の4気筒ユニットは当時の最先端技術を結集した仕様だった。

画像: 中央にレイアウトされたタコメーターのレッドゾーンはなんと1万9000rpm! 両サイドにはK-CASの新気導入ダクトが見える。

中央にレイアウトされたタコメーターのレッドゾーンはなんと1万9000rpm! 両サイドにはK-CASの新気導入ダクトが見える。

カワサキ「ZXR250」主なスペック

全長×全幅×全高2020×695×1105mm
ホイールベース1370mm
最低地上高150mm
シート高740mm
乾燥重量144kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
総排気量249cc
ボア×ストローク48.0×34.5mm
圧縮比12.2
最高出力45PS/15000rpm
最大トルク2.6kg-m/11500rpm
燃料供給方式キャブレター(CVKD30)
燃料タンク容量16L
変速機形式6速リターン
キャスター角24°
トレール量90mm
ブレーキ形式(前・後)Φ300mmダブルディスク・Φ230mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)110/70-R17・140/60R18

まとめ:オートバイ編集部

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