まずはCT125・ハンターカブの紹介
2020年6月の発売、いや、発売前から爆発的な人気となり、数年間納車待ちとなるほど人気となっていたCT125 ・ハンターカブ。初代モデル(JA55)は、往年の「CT110」を彷彿とさせる真っ赤な車体(グローイングレッド)とマットフレスコブラウンの2色が登場し、当時のファンはもちろん、リターンライダー、それまでバイクに興味がなかったという新規ユーザーまでも取り入れ大人気となった(キャンプ・アウトドアブームの影響もあったよう)。
新色のターメリックイエローはCT125・ハンターカブの持つアクティブな印象をより強調させる元気カラーとなっている。
CT125・ハンターカブのこれまでのカラーリング
2021年にはパールオーガニックグリーンが追加され、グローイングレッド、マットフレスコブラウンの3色展開となった。
2022年には平成32年排出ガス規制に合わせ新エンジンを搭載し、型式がJA65となり、新色マットアーマードシルバーメタリックを追加。パールオーガニックグリーン、グローイングレッドが継続となり3色展開となった。
今回紹介している、2023年11月9日(木)に発表されたモデルでは、新たにターメリックイエローが追加され、マットアーマードシルバーメタリック、グローイングレッドが継続色となり3色展開となった。
新色のモチーフは「C105H」なのかな?
新色のターメリックイエローが発表された時に多くの人が想像したのが、元祖ハンターカブとされる1963年発表のC105H(海外モデル)。比べて見ると黄色は黄色だが、新色のターメリックイエローとは別物のよう。まだ実車で色を確認していないが、CT125は現代のニーズに合わせてかオレンジがかっているイエローとなっている。
ちょっと小ネタ
C105Hが登場した1963年と言えば「YOU MEET THE NICEST PEOPLE ON A HONDA=ホンダに乗ると素晴しい人びとに会える」と「THE NICEST THINGS HAPPEN ON A HONDA=ホンダに乗ると素晴しいことが起きる」のヘッドコピーで「ナイセストピープルキャンペーン」が全米で展開された年でもある。
上の写真はつい先日、ホンダウェルカムプラザで開催された第26回カフェカブミーティング in 青山で展示されていたCA100(輸出モデル)と当時の広告。なぜカフェカブの会場にCA100? と思ってしまうかもしれないが、2023年に開催されたカフェカブのテーマが「ナイセストピープル」となっていたため。2024年のテーマは何になるのかな?
ホンダの黄色いミニバイクを一気に紹介!
CT50
まずは日本国内で正式に発売された初代ハンターカブことCT50
1968年に日本国内で正式に発売された初代ハンターカブが、コチラのCT50(1961年に発売されたCT90 TRAIL90は輸出仕様だった)。まだこの時はハンターカブとは言われておらず「ホンダCT50」と言われていた。3年ほど発売されていたが、アメリカのような人気とはならなかったそう…。
モンキー
ミニバイク界NO.1の人気「KING OF MINI BIKE」
2002年にモンキー初の黄色い(パールシャイニングイエロー)車体が登場。ガソリンタンクとフロントフォークにイエローを配し、前後フェンダーやホイールはブラックで引き締まった見た目に。
2005年に登場したプラズマイエローのモデルは、フレームからフロントフォーク、スイングアームなどの骨格部分と、ヘッドライトケース、リアサスペンションがイエローに。
2012年に発表された元気で愛らしいイメージのプラズマイエローのモンキーは、2005年モデルのような配色となっているが、タンクサイドにイエローを追加することで、より黄色くなった。2002年、2005年モデルと見た目が違うのは2009年にインジェクションにフルモデルチェンジしたため。
ゴリラ
ビッグタンクのゴリラにも黄色はあった!
2003年にはモンキーの兄弟とも言えるゴリラにも黄色(パールシャイニングイエロー)が登場。9.0Lの容量を誇る大きなタンクのおかげか、より黄色が際立つ見た目。
モンキー125
2023年型モンキー125も黄色だよー!!
2023年9月に発売されたモンキー125で黄色(バナナイエロー)が復活。2018年に登場したモンキー125の配色とは異なり、タンクにはシルバーを採用し、リミテッドモデルのようなチェックシートがポイント。
エイプ
ナウなヤング&ミニバイクレースで大人気に!!
2001年にホンダの若て開発者によるNプロジェクト(若者のライフスタイルに合う魅力的な製品を開発するNEWプロジェクトの略)から登場したエイプ50(100は2002年2月から発売開始)。1枚目のブラックのホイールがエイプ50で、2枚目のシルバーのホイールがエイプ100。スムーズに回る縦型エンジンとバイクらしいスタイリングで人気に。
小ネタとして、50と100の見分け方はタンデムステップはもちろんだが、リアホイールの肉抜きがあるのが50で、肉抜きがないのが100(二人に乗りに合わせた強度の確保という話)。
グロム
ホンダ=赤じゃない、探してみると黄色いミニバイクが沢山あった!!
2013年にそれまでにないスタイリングと125ccエンジン、前後ディスクブレーキ採用と充実した装備で登場したグロム。パールクィーンビーイエローのカラーが車体の個性を強調し、日本国内だけでなく、先行発売・生産国であるタイでも大ヒットとなった。
2015年モデルで登場したマリゴールドイエローの車体はシュラウドの下側をマットブラック塗装とし、ホイールもゴールドとなり、より洗礼された見た目に。
2016年で登場したモデルでは外装が一新し、それまでにないレモンアイスイエローという蛍光色のような見た目でスポーティーな新外装を際立たせた。