スーパーカブ・リトルカブ
大人気スーパーカブ・リトルカブにもあった黄色い車体
2002年に登場したスーパーカブ50ストリート仕様で登場したプラズマイエロー。スーパーカブでは初の黄色い車体だが、カブシリーズとしては2001年に登場したリトルカブがカブシリーズ初の黄色いモデル。
コチラは2017年に登場したパールシャイニングイエローのスーパーカブ50(AA09)。上で紹介している2001/2002年に登場した車体を彷彿させる配色となっている。
2020年に登場したパールフラッシュイエローのスーパーカブ110(JA44)は、よりファッショナブル、若者、女性などに向けたビビットなカラーリングを採用。ビジネスイメージが強かったスーパーカブをオシャレな乗り物として印象付けた1台。
クロスカブ
クロスカブもかつては黄色がイメージカラー的な扱いだった
クロスカブでは2013年に登場した初代クロスカブ(JA10)にパールコーンイエローの車体を用意。それまでのカブシリーズにはないアウトドアをイメージした見た目で登場したが、スーパーカブの二番煎じのような見た目からか現在のクロスカブのような人気モデルとはならなかった。
クロスカブが覚醒したのが2018年にモデルチェンジして登場したパールシャイニングイエローのカラーリングのJA45型。カブシリーズのアイデンティティでもあるレッグシールドが外され、取り外し可能なサイドカバーを復活させスタイリッシュな見た目となって登場。ちなみにクロスカブ50はこのモデルチェンジの年、2018年に発売開始された。
ダックス
往年のダックスにはイエローがあった
1972年11月に発売されたマイティダックスホンダST90。エンジンにはスーパーカブC90に搭載されていたエンジンを搭載し、前後14インチホイールで荒れた路面での走行も考えられた仕上がりだった。ダックスホンダ自体は1969年に発売されていたが、そちらは「誰でも楽しく手軽にそして安全に乗れる小粋な車」というコンセプトに基づき、着脱のフロントフォークや前後10インチホイールが採用された全然別物だった(写真2枚目)。
シャリィ
女性をターゲットにしたシャリィ
マイティダックスと同じく1972年に発売されたシャリィ。スカートを履いた女性でも乗り降りができるようにと独特なフレーム形状を採用して人気を博した。シャリィは4ミニカスタムシーンにおいてモンキーに続く、人気モデルとなっている。
今回紹介しているCT125・ハンターカブをはじめモンキー、ダックスと125ccエンジンを搭載し、見事復活をはたし人気となっているが、さすがにシャリィが125ccとなって出るという話はない。
モトラ
ミニバイク界の異端児!?
1982年に登場したモトラ。それまでにないパイプフレーム形状に前後に大型キャリア、ブロックパターンのワイドタイヤを装備しアウトドアライフを楽しむ目的と装備が盛り込まれたレジャーバイク。エンジンには重い荷物を搭載しても登坂性能を確保するためサブミッションも搭載(これは125ccになって登場したら面白いだろうな〜)。
ソロ
シンプル設計が美しいソロ
2003年に発売されたソロは日常の移動手段はもちろん、ファッションアイテムの一部としてエイプと同じNプロジェクト第4段の車両として登場。新設計のバックボーンフレームにシングルサスペンション、サドルシートという自転車のようなスタイリングを採用。今回紹介しているパロットイエローを含めたスタンダードの3色以外に、カラーオーダープランも用意され、全285通りという今では考えられない設定が用意されていた。
黄色いスクーターも沢山あった!
今回はミッション車をメインの記事にしたので、スクーターは数台をピックアップして紹介。今度は違う色、メーカーでもやってみようかな?
まとめ:山ノ井 敦司