カワサキモータースジャパンは2023年12月8日、電動モデル「Ninja e-1」と「Z e-1」の国内販売に関する詳細を発表した。2024年1月13日に発売される。

カワサキ「Ninja e-1」「Z e-1」の特徴

画像: Kawasaki Ninja e-1 2024年モデル 道路運送車両法の第二種原動機付自転車に分類 シート高:785mm 車両重量:140kg 発売日:2024年1月13日(土) 税込価格:106万7000円(バッテリー2個を含む、充電器やアダプターは別売)

Kawasaki Ninja e-1
2024年モデル

道路運送車両法の第二種原動機付自転車に分類
シート高:785mm
車両重量:140kg

発売日:2024年1月13日(土)
税込価格:106万7000円(バッテリー2個を含む、充電器やアダプターは別売)

画像: Kawasaki Z e-1 2024年モデル 道路運送車両法の第二種原動機付自転車に分類 シート高:785mm 車両重量:135kg 発売日:2024年1月13日(土) 税込価格:101万2000円(バッテリー2個を含む、充電器やアダプターは別売)

Kawasaki Z e-1
2024年モデル

道路運送車両法の第二種原動機付自転車に分類
シート高:785mm
車両重量:135kg

発売日:2024年1月13日(土)
税込価格:101万2000円(バッテリー2個を含む、充電器やアダプターは別売)

原付二種クラスとなる2人乗りも可能な電動スポーツモデル

2023年9月に海外で発表された「Ninja e-1」と「Z e-1」。カワサキ初の電動モデルとして注目を集めていたが、2024年1月13日に国内でも発売されることとなった。

2台はZ400をベースとしたトレリスフレームに、交流同期電動機と2つの専用バッテリーを搭載。道路運送車両法の第二種原動機付自転車に分類され、「AT小型限定普通二輪」以上の二輪免許を取得していれば運転できる。つまりピンクナンバーの原付二種スクーターと同じような扱いだ。高速道路は走れないが、2人乗りは可能となる。

2台の装備やメカニズムは共通で、スタイリングやライディングポジションは「Ninja e-1」はNinjaならではのフルカウル、「Z e-1」はZならではのネイキッドとして分かれている。

コンパクトなブラシレスモーターは、クリーンで静粛性に優れつつ、最高出力12PS・最大トルク4.1kgf・mを発揮。出力は原付二種相応の数値だが、トルクは400ccクラス並みだ。

画像1: カワサキ「Ninja e-1」「Z e-1」の特徴

走行モードは通常の「ROADモード」に加え、速度を制限し航続距離を伸ばす「ECOモード」を選択可能。最高速度はROADで88km/h、ECOで64km/h。さらに加速と最高速を約15秒間向上させる「e-boost機能」を搭載。ECOモードでe-boost機能を使用すると最高速は75km/hに向上。ROADモードでは105km/hまで向上するという。

専用のリチウムイオンバッテリーを2個搭載し、フル充電での航続可能距離は「Ninja e-1」は55km、「Z e-1」は53km(どちらも60km/h定地走行テスト値)。「Ninja e-1」の方が空力性能に優れるため、航続距離も伸びるようだ。

また、減速時のエネルギーをバッテリーに戻し、航続距離を延長する回生システムも搭載されている。

バッテリーは家庭用コンセントで充電可能で、1個あたりの充電時間は、0%→100%のフル充電で約3.7時間。20%→85%の部分充電で約1.6時間。20%→100%で約3時間。バッテリーを取り外して充電することも、車体にケーブルを接続し充電することもできる。

画像: ▲バッテリーの充電方法は3種類。充電器・アダプター類は別売となる。

▲バッテリーの充電方法は3種類。充電器・アダプター類は別売となる。

ガソリン車の燃料タンクにあたる部分には、ストレージボックスが設けられた。グローブやレインスーツを入れるのにちょうどいい容量5L・最大積載重量3kgの収納スペースが確保されている。

ホイール径は前後17インチ、サスペンションはフロントΦ41mmの正立フォーク、リアは65mmのストローク量を確保したモノショックを採用。ブレーキは前後シングルディスクで、ABSを装備する。

画像2: カワサキ「Ninja e-1」「Z e-1」の特徴

メーターには4.3インチのTFTカラーディスプレイを採用。Bluetoothによるスマートフォンとの接続が可能で、アプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」に対応している。

車両価格は「Ninja e-1」が税込106万7000円、「Z e-1」は税込101万2000円。バッテリー2個は含まれるが、充電器やアダプター類は別売で税込3万8610円~となる。

次世代自動車振興センターの補助金(CEV補助金)対象車となるため、自治体によっては購入に際し補助金を受けることが可能。たとえば東京都に住民票がある方の場合、CEV補助金12万円・東京都電動バイク普及促進事業補助金46万円、計58万円の交付を受けることができる(2023年12月8日現在)。

カワサキ「Ninja e-1」「Z e-1」のカラーバリエーション

ボディカラーはそれぞれ「メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン」の1色となる。

Ninja e-1|メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン

Z e-1|メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン

【アンケート】 あなたはどちらのモデルが好きですか?

画像15: カワサキ「Ninja e-1」「Z e-1」発売! 原付二種クラスとなるカワサキ初の電動バイク、回生システムや収納スペースも装備

お好きなモデルをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。

  • 画像16: カワサキ「Ninja e-1」「Z e-1」発売! 原付二種クラスとなるカワサキ初の電動バイク、回生システムや収納スペースも装備
    Ninja e-1
  • 画像17: カワサキ「Ninja e-1」「Z e-1」発売! 原付二種クラスとなるカワサキ初の電動バイク、回生システムや収納スペースも装備
    Z e-1
  • 画像18: カワサキ「Ninja e-1」「Z e-1」発売! 原付二種クラスとなるカワサキ初の電動バイク、回生システムや収納スペースも装備
    Ninja e-1
    72
    595
  • 画像19: カワサキ「Ninja e-1」「Z e-1」発売! 原付二種クラスとなるカワサキ初の電動バイク、回生システムや収納スペースも装備
    Z e-1
    28
    234

投票ありがとうございました。

カワサキ「Ninja e-1」「Z e-1」の動画・写真

画像: 2024 Kawasaki Ninja e-1 & Z e-1 | Official Action Video www.youtube.com

2024 Kawasaki Ninja e-1 & Z e-1 | Official Action Video

www.youtube.com

カワサキ「Ninja e-1」「Z e-1」の主なスペック・製造国・価格

Ninja e-1Z e-1
全長×全幅×全高1980×685×1105mm1980×730×1035mm
ホイールベース1370mm
最低地上高160mm170mm
シート高785mm
車両重量(バッテリー2個含む)140kg135kg
原動機種類交流同期電動機
定格出力0.98kW(1.3PS)
最高出力9.0kW(12PS)/2600-4000rpm
最大トルク40N・m(4.1kgf・m)/0-1600rpm
動力用バッテリーリチウムイオンバッテリー×2
キャスター角24.4°
トレール量93mm
ブレーキ形式(前・後)Φ290mmディスク・Φ220mmディスク
タイヤサイズ(前・後)100/80-17M/C 52S・130/70-17M/C 62S
乗車定員2名
製造国タイ
メーカー希望小売価格(税込)106万7000円101万2000円
充電器およびアダプター類は別売3万8610円~

まとめ:西野鉄兵

This article is a sponsored article by
''.