BMW「S1000RR」Street Bodyworkに2023年モデル対応の部品が追加
マジカルレーシングは、FRPやカーボン素材の外装パーツをなどを販売するアフターパーツメーカー。カーボンを使用したオリジナルデザインのカウルやバイザースクリーンなどを手掛けていることでも有名だ。
そして今回、同社が販売するストリートバイク向けの外装カスタムパーツ群「Street Bodywork」の うち、BMW「S1000RR」用のカスタムパーツが2点追加された。
アンダーカウルとカウルインナーパネルが2023年モデルに対応し、従来販売されていた2019年モデル共通のパーツとあわせ、合計36点のラインアップとなった。
全てのパーツにカーボン仕様が用意されており、装着することでS1000RRのレーシーなイメージをブラッシュアップできる。高級感あふれる一台へとカスタムすることが可能だ。
BMW「S1000RR」Street Bodyworkのラインアップを一部紹介
ノーマルのスクリーンよりもさらに軽量化が図られ、空力性能のほか高速走行時に飛来する飛び石などのダメージを軽減するエアロプロテクション効果もある。
スクリーンはクリア、スモーク、スーパーコートの3パターンから選ぶことができ、うち、スーパーコートスクリーンは、マジカルレーシング独自の特殊な加工が施され、表面はミラーコートとなるがライダーの視界からは通常のスモーク仕様に。視認性に影響を与えないつくりとなっている。
乗車時のライダーの視点から最も目に入るカウルの内側部に装着できるカーボンインナーパネル。所有感が高まるドレスアップで、ライディング時のふとした瞬間に眺めたくなるカスタムだ。
ノーマルモデルと同様ウインカーとミラーは一体型。フルカーボンのヘッドがバイク全体の高級感を高めてくれる。ウインカー自体はミラーのステー部分に内蔵され、主張しすぎないスタイリッシュな外観となっている。
フォークガードと一体型のフロントフェンダーは、走行時の飛び石などによるインナーチューブのダメージを防いでくれる。
純正と同様、フロント部分が短めでダクトが設定されており、写真のカーボン仕様に加えてFRP製もラインアップされているので、ご自身で加工する方にもおすすめだ。
マジカルレーシングのストリート走行テストにて、効果が実証されているキャリパークーリングダクト。
走行風をダクト内にとりいれることで、キャリパーを冷却。ローターとパッドの熱を下げ、安定してブレーキ性能を維持してくれる。
上記で紹介したカーボン製フロントフェンダーとともに装着すると、足まわりが一層まとまり良くスタイルアップできる。
純正のタンクにかぶせる形で装着することで、車体のホールド感がアップ。さらにタンクエンドが垂直に近くなるのでブレーキング時に体が前方へずれるのを抑制する。
同時に、タンクに直接ウエアなどが擦れないため車体の傷つきを防止し、安心してライディングを楽しむことができる。
フルカーボンのタンクカバーは強度と軽さを誇る。同時にドレスアップ効果も。カウルのインナーパネルと同様、乗車時でもライダーから見える位置に装着するので、タンクまわりのフルカスタムにおすすめ。
チェーンガード一体型のリアフェンダーは、走行時の水、泥はねを防ぐとともに、スポーティな印象を与えてくれる。こちらもカーボン製のほか、FRP製の白・黒も展開する。
オイルキャッチ構造となっており、サーキット走行時にも着用可能。フルカーボンなので、本来のカウルと比べ軽量で、エキゾースト部分も覆い隠すスタイリングはよりレーシーな印象を与えてくれる。
カーボン仕様のサイドカバーは軽量で、ライディング時の車体と衣服の擦れによる傷を防いでくれる。タンクトップカバーとの相性が抜群で、タンクをカーボンで覆いつくすような贅沢なドレスアップが可能。
スマートなリアまわりを引き立てるカスタムとして人気のフェンダーレス化。軽量化を図るとともに、カーボン仕様でよりレーシーな印象に。
汎用のリフレクターキットは別売りで6600円、こちらもカーボン製となっている。
まとめ:大冨 涼