文:宮崎敬一郎、オートバイ編集部/写真:南 孝幸
スズキ「Vストローム800」ライディングポジション・足つき性
シート高:825mm
ライダーの身長・体重:176cm・68kg

DEよりハンドル位置は低いが狭くなった分上体は起き、前傾度は同等。スクリーンは高さを中位置に設定しておいても巻き込みが少なく、60km/h以上で胸元までを、高速ならヘルメット半分を直撃風から守る。
スズキ「Vストローム800」各部装備・ディテール解説

エンジンガード、サブフレームもなくなり、ロードアドベンチャーらしいルックスになった。ステップの位置も手直しを受けた。

ハンドルバーが変更され、ナックルガードがなくなったことで、スッキリしたスタイリングに。全幅はDEより70mmスリム。

フレームやパワーユニットはDEと同様だが、キャスターが2度起きて、トレールが10mm増えている。車重はDEより7kg軽量になった。

775ccのパラツインは82PSを発揮。スペックよりも実用域でのトルクを重視した設定で、ロングツーリングで威力を発揮する。

マフラーは消音効果の高い大型のサイレンサーを採用。リアブレーキはΦ280mmディスクにピンスライドキャリパーの組み合わせ。

フロントフォークはショーワ製のSFF-BPでストローク量は150mm。ブレーキはラジアルマウントの4ポットを採用する。

スイングアームはアルミ製、ホイールは7本スポークのキャストを標準装備。標準装着タイヤはダンロップのD614。

DEと同様に縦2眼のLEDヘッドライトを採用。スクリーンは大きく、高速走行時には優れたウインドプロテクションを発揮。

ウインドスクリーンは固定式だが、六角レンチを使って4か所の固定ボルトを外せる。

ライダーの好みに応じて高さを上下3段階に調整することが可能となっている。

アルミテーパーハンドルはDEよりも15mm幅が短い仕様。ハンドル位置はDEに対して前方に23mm、下方に13mm移動されている。

ハンドル左のスイッチボックス横にはヘルメットホルダーが用意される。使いやすく便利な位置にある親切装備だ。

5インチのカラーTFTメーターを採用。ライディングモードは3種類、トラクションコントロールは3モードが用意される。

シートは滑りにくい表皮を採用したホールド性に優れた形状。シート高は825mmで、DEよりも30mm低く設定されている。

シート下にはバッテリーやヒューズ類が並ぶ。ETC車載器と書類程度は収納できそうだが、全体的にスペースは少なめ。

クリアレンズのテールランプ、前後ウインカーはLED。レンズ形状などはDEと同じタイプのものが採用されている。