マフラー前半部を交換するという新発想で気持ちよさを引き出す
開けて楽しくなる気持ちよいトルクを
創業40年超、一貫してライダーが気持ちよく、楽しくなれるマフラー作りを続けてきたスペシャルパーツ忠男=SP忠男。
ユーザーの要望を取り入れ、多くの試作/測定&テスト/実走を重ねる。そうしながらそれぞれのモデルの特性をもっと気持ちよいものにしてくれるそのマフラー作りはGB350/Sにも適用された。
写真はそのGB350(2BL-NC59)の製品装着車両。ただ、通常の製品のようなフルエキゾーストでもなく、サイレンサー部分を交換するスリップオンとも少し異なる。
前半部分の「POWER BOXパイプ」と、「POWER BOX サイレンサー」を組み合わせたものなのだ。しかも、先に使うのなら「パイプ」の方からを勧めるという。今までのマフラー交換ではあまり例のなかったことだ。
数百に至るパイプ径や長さから、スロットルにきっちり付いてきて余裕でコントロールできるトルクを発揮するものを選び出したゆえの自信とも取れるこのパイプ、単体で政府認証も獲得している。サイレンサーをノーマルにすればほぼノーマルルックで楽しめるし、サイレンサーも合わせてSP忠男製に変更すれば、さらにトルク特性が理想に近づく。
同社ではテストを重ねる中でGB350とGB350Sの特性の違いも探り、それぞれにしっかり性能を高められる専用のパイプとサイレンサーを作り出すという細かい配慮も見せてくれる。
いずれも超軽量ステンレス製で、GB350には純正に準じたポリッシュと、パイプとサイレンサーのセットで使えば車両イメージもぐっと引き締まるブラックエディションも設定。GB350Sは純正に準じたブラックエディションのみを設定している。
上の写真は「GB350(2BL-NC59) POWERBOX パイプ ステンレス」、下は「GB350(2BL -NC59) POWERBOX サイレンサー」。両者とも超軽量ステンレス製でポリッシュ仕上げ。トップ写真の車両では両者を組み合わせて装着しているが、ポリッシュ仕上げも相まってGB350ノーマルのルックスに近い感じも好ましい。車検対応・公道走行可だ。
上の車両写真はGB350Sに「GB350S(2BL-NC59) POWERBOX パイプ ブラックエディション」と「GB350S(2BL-NC59) POWERBOX サイレンサー ブラックエディション」を組み合わせた例。
下の写真はGB350S用のPOWERBOX パイプ、そしてGB350用のPOWERBOX サイレンサー ブラックエディションの装着例だ。
まとめ:ホンダGB350バイブル編集部