2024年型・新TIGER900シリーズは、エンジンコンポートメントの見直しにより108ps(83kW)へ13%もの出力向上と、90Nmへ最大トルクも太くなり、さらに燃費も9%向上を達成している。快適性の向上を図るために、ハンドルバーのマウントをラバー製に変更し、シート形状も見直された。また、急制動時に自動的にハザードランプが点滅する「緊急減速警告システム」や、高いコントロール性と強力な制動力を発揮するブレーキシステムを採用するなど、アクティブセーフティ装備を充実。
新TIGER900シリーズは3パターンのバージョンモデルを用意。主に舗装路での走行をターゲットにしたフロント19インチ、リア17インチのキャストホイール仕様のGT。そのGTにプリロード&リバウンドを電子調整可能としたマルゾッキ製リアショックを装備したGT−Pro。最後に、ラフロードでの走破性を高めたRally-Proは、フロントで240mm(GT比:60mm延長)、リアで230mm(GT比:60mm延長)のホイールトラベルを確保する、ショーワ製ショックを採用している。
文:山口銀次郎/写真:岩瀬孝昌
新TIGER900シリーズは3パターンのバージョンモデルを用意。主に舗装路での走行をターゲットにしたフロント19インチ、リア17インチのキャストホイール仕様のGT。そのGTにプリロード&リバウンドを電子調整可能としたマルゾッキ製リアショックを装備したGT−Pro。最後に、ラフロードでの走破性を高めたRally-Proは、フロントで240mm(GT比:60mm延長)、リアで230mm(GT比:60mm延長)のホイールトラベルを確保する、ショーワ製ショックを採用している。
文:山口銀次郎/写真:岩瀬孝昌
トライアンフ新型「タイガー900ラリー プロ」各部装備・ディテール解説
トライアンフ新型「タイガー900GT プロ」各部装備・ディテール解説
トライアンフ新型「タイガー900」シリーズ 動画・写真
トライアンフ新型「タイガー900」シリーズ 主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2305《2315》×930《935》×1410-1460《1452-1502》mm |
ホイールベース | 1555《1550》mm |
シート高 | 820-840《860-880》mm |
車両重量 | 220〔223〕《229》kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 887cc |
ボア×ストローク | 78.0×61.9mm |
圧縮比 | 13.0 |
最高出力 | 80kW(108PS)/9500rpm |
最大トルク | 90N・m/6850rpm |
燃料タンク容量 | 20L |
変速機形式 | 6速リターン |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmダブルディスク・Φ255mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-19《90/90-21》・150/70-R17 |
車両価格(税込) | 165万5000円~168万5000円〔189万5000円~192万5000円〕《197万5000円~202万円》 |
文:山口銀次郎/写真:岩瀬孝昌