文:松下尚司/写真:ロイヤルエンフィールド
ロイヤルエンフィールド「ショットガン650」ライディングポジション・足つき性

シート高は795mm。足つき性は良好で、身長170cmのライダーでベッタリと足が着く。ハンドルも若干低め。
ロイヤルエンフィールド「ショットガン650」各部装備・ディテール解説

空冷・648ccのパラレルツインエンジンは47PS(34.6kW)を発揮。同メーカーではお馴染みのエンジンだが、ブラックアウトで印象を変えている。

ブレーキはBYBRE製でキャリパーはフローティングマウントの2ピストン。2チャンネルABSを標準装備する。FサスはSFF-BP倒立フォークだ。

リアショックもショーワ製。5段階のプリロード調整が可能で、トラベル量は90mm。サイレンサーはピーシュータータイプを採用している。

特徴的なステアリングステムと一体化したヘッドライトナセルは一見、樹脂製に見える作りだが、実はこだわりの鋳造アルミ製。ヘッドライトはLEDを採用。

絞りも少なくフラット気味なハンドルバーが採用されており、グリップ位置は低め。今回の試乗車にはオプション設定のバーエンドミラーが装着されていた。

アナログ式の速度計と距離や燃料計などを表示するディスプレイで構成されるデジタル一眼メーター。右側はスマホと連動させて使う簡易ナビのトリッパー用。

純正はソロシートだが、キャリアとしても使えるタンデムシートキットがアクセサリーとして用意される。幅広デザインの燃料タンクの容量は13.8L。

スーパーメテオ650と共通のスパルト風デザインのLEDテールランプ。短めのリアフェンダーと合わせてビンテージらしい雰囲気を演出する。

世界中のカスタムユーザーへの仕掛けも熱心なロイヤルエンフィールド。ショットガン650はその中でもカスタマイズの分野を得意なモデルとなるようで、すでに純正アクセサリーパーツを数多く発表している。
ロイヤルエンフィールド「ショットガン650」動画・写真
Shotgun 650 - By Custom For Custom | #RoyalEnfield
www.youtube.comロイヤルエンフィールド「ショットガン650」主なスペック
全長×全幅×全高 | 2170×820×1105mm |
ホイールベース | 1465mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 795mm |
車両重量 | 240kg(燃料90%搭載時) |
エンジン形式 | 空油冷4ストSOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 648cc |
ボア×ストローク | 78×67.8mm |
圧縮比 | 9.5 |
最高出力 | 34.6kW/7250rpm |
最大トルク | 52.3N・m/5650rpm |
燃料タンク容量 | 13.8L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25.3° |
トレール量 | 101.4mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ320mmシングルディスク・Φ300mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 100/90-18 56H・150/70 R17 69H |
文:松下尚司/写真:ロイヤルエンフィールド