毎年、バイク王の社内で行われているCS=顧客満足コンテスト。2023年の大会で入賞したのは
ここで紹介する5台。タイプや年式に関わらず「バイク王はここまでできる!」という自信作だ。
文:中村浩史/写真:松川 忍

YAMAHA R1-Z つくばテクニカ

グランプリ受賞車 

画像: YAMAHA R1-Z つくばテクニカ

絶版2ストだって手に入る!

今回のコンテストでグランプリを獲得したのが、このR1-Z。絶版であり、2ストロークという絶滅したエンジンのため、ベテランから初心者まで、安心して長く味わえるR1-Zを目指したという。

長く2スト車に乗るために、シリンダーに永久保証を謳う井上ボーリングのICBM加工を施し、分解整備したエンジンは、消耗部品を全交換。キャブレターも新品とし、これで2ストエンジンも新車同様のコンディションで乗り始めることができる。販売価格:168万円

画像: 2ストエンジンを長く楽しめるようにとレストア&整備で定評のある井上ボーリングでアルミメッキ化スリーブとするICBM加工を施工。キャブレターはミクニ製レーシングキャブとした。

2ストエンジンを長く楽しめるようにとレストア&整備で定評のある井上ボーリングでアルミメッキ化スリーブとするICBM加工を施工。キャブレターはミクニ製レーシングキャブとした。

画像: ヤマハ2ストロークレーシングライダーだった久保和寛氏の主宰するK2テック製のチャンバーを装着。リアサスはYSS製、ブレーキは前後ともローターや締結ボルトを新品に。

ヤマハ2ストロークレーシングライダーだった久保和寛氏の主宰するK2テック製のチャンバーを装着。リアサスはYSS製、ブレーキは前後ともローターや締結ボルトを新品に。

画像: フレームは点検後、修正跡があったため良品と交換し、全塗装。外装パーツはヤマハ伝統の赤白ストロボカラーをオリジナルデザインにして再現。フレーム、ホイールと好マッチ。

フレームは点検後、修正跡があったため良品と交換し、全塗装。外装パーツはヤマハ伝統の赤白ストロボカラーをオリジナルデザインにして再現。フレーム、ホイールと好マッチ。


Honda Rebel250 寝屋川テクニカ

画像: Honda Rebel250 寝屋川テクニカ

大人気ベストセラーもワイルドに変身!

絶版車の整備&レストアだけではなく、現行モデルも出展。新車、中古車に限らず大人気の現行モデル、レブル250をチョッパー風にカスタム。なんと足踏み式クラッチを製作し、ジョッキーシフトと呼ばれる手動シフトとした。

エンジンは整備のみ、チョッパースタイルに近づけるためにCL250のステムとホイールを純正流用、10cmロングフォークを組んでいる。ハンドルやワイヤー類もすっきり収まっているのもポイント。販売価格:86万8000円(寝屋川店)

画像: クラッチワイヤーを通常のシフトペダル部に移してワンオフのフットクラッチとし、シフトペダルからポールを伸ばし、ハンドシフトに。ステップ位置も前方に移し、フォワードコントロールに。

クラッチワイヤーを通常のシフトペダル部に移してワンオフのフットクラッチとし、シフトペダルからポールを伸ばし、ハンドシフトに。ステップ位置も前方に移し、フォワードコントロールに。

画像: 10cmほどロングフォークとし、CL250用ステムでキャスター角を立ててバランス。ハンドルも交換し、ライダーの視界エリアをすっきりと仕上げた。クラッチレバーは撤去。

10cmほどロングフォークとし、CL250用ステムでキャスター角を立ててバランス。ハンドルも交換し、ライダーの視界エリアをすっきりと仕上げた。クラッチレバーは撤去。

画像: 前後フェンダーを取り外し、クラシックなクルーザーを目指したリアまわり。他にもマフラーをメガフォンに、ヘッドライトをスタイリッシュなデルタ形としてイメージを統一している。

前後フェンダーを取り外し、クラシックなクルーザーを目指したリアまわり。他にもマフラーをメガフォンに、ヘッドライトをスタイリッシュなデルタ形としてイメージを統一している。

ただのコンテストではなくバイク王のビジョンを具現化

今回で10回目を迎えたこのCSコンテストは、ここで紹介した5拠点の5モデルが出品され、つくばテクニカが製作したR1-Zがグランプリを獲得。つくばテクニカは、これで3年連続のグランプリだ。
それぞれの拠点が選択したベースモデルは、単にレストアを施すだけではなく、通常の「買い取り→整備→販売」のフローにつながるものばかり。

福岡と神戸テクニカの2台のモンキーは、貴重な絶版モデルを、心配なく普段使いできるように手が入れられていて、横浜テクニカのNSR50は、純正パーツをきれいに仕上げ再利用するなど、純正に近い形のコンディションで仕上げた。

寝屋川テクニカのレブルはカスタムすることで叶えられるオーナーの理想を表現しているし、つくばテクニカのR1-Zは、入手が難しい貴重な2ストロークモデルに、永久保証のあるシリンダー加工を施し、思い切って走れる2ストを目指した。レーシングキャブや大型ラジエターで、サーキットランまで見据えた仕様なのだ。

どの車両も、バイク王のビジョンである「バイクライフの生涯パートナー」を具現化したものだ。

取材協力 バイク王

画像1: 「第10回バイク王CSコンテスト」テクニカ部門受賞車を紹介! バイク王が渾身のカスタム&メンテナンスを施した5台

「♪バイクを売るならGOバイク王〜」のCMソングでもおなじみの「バイク王&カンパニー」は、買い取りしたバイクを整備し、業者向けオークションのほか、自社店舗でも一般ユーザー向けに上質な車両のみを販売。バイクライフ総合カンパニーとなっている。

買い取りの無料査定をはじめ、バイクを探すにも公式WEBサイトが充実。今は「♪バイクのことならGOバイク王〜」になっています!

画像: バイクを売りたいならば、無料査定の出張買取サービスがあり、バイクを買いたい時は全国75店舗以上のショップで購入できる。

バイクを売りたいならば、無料査定の出張買取サービスがあり、バイクを買いたい時は全国75店舗以上のショップで購入できる。

文:中村浩史/写真:松川 忍

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