デイトナと言えばGIVIのリアボックスやヘンリービギンズのバッグ、ノーランのヘルメット、ドラレコのMioシリーズ、キャンプ用品など、ハードなカスタムパーツの印象は少なめだが、カスタムブームだった時代にはミニバイクからシングル、ビッグスクーターまで、なかなかハードなカスタムパーツを用意し、数々のデモ車を作り上げていた。
そのデイトナがカワサキのエリミネーターをベースに製作したデモ車を大阪モーターサイクルショー2024でお披露目。バイク大好き、カスタム大好きなスタッフが製作したマシンをとくとご覧あれ!!
参考出品となるフロントカウルはエリミネーターの持つスタイリングをさらにアゲる造形で、削り出しのヘッドライトステーやフロントフォークにもカバーを用意。フォークカバーなどは見た目だけかもしれないが、カスタムを得意としていたデイトナならではのアイデア。フォークブーツはSE用を流用するなど、なんとも上手い!!
参考出品となるヴェルヴェットライザーにワイドドラックバーを合わせたハンドルまわりはいかつさを表現し、ハイサイダーからリリースされるバーエンドミラーでスマートな見た目に。タンク上にはタンクコンソールも装着。コチラも参考出品。
シートはデイトナと同じく静岡県に拠点を置く茗荷シートで張り替え。2種類の表皮を使うことで高級感のある仕上がりに。これはエリミネーターオーナーならばぜひともマネしたいアイデア。
デイトナと言えば様々な車種に合わせてローダウンリアショックを用意していたのも懐かしい。エリミネーターに参考出品されたローダウンショックの長さは……、すみません、聞き忘れました!! ぜひ会場で担当者さんに聞いてください!!!! スッキリしたチェーンカバーも参考出品。
マフラーはモリワキ製クロスツインマフラー。ドラッグレーサーのような仕上がりのマシンにピッタリな組み合わせ。
最近ではフェンダーレスする方も減ってしまったが、カスタムブームの時は新しいバイクを手に入れたらフェンダーレスもしくはマフラーの交換が当たり前だった。コチラも残念ながら参考出品
となるが、エリミネーターのリアまわりはフェンダーレスした姿が本来の姿ではないだろうか?
その他にも様々なカスタムパーツや加工が施されるマシン。コチラの表を見ていただいてもいいが、3月17日まで開催される大阪モーターサイクルショー2024、3月22日~24日の東京モーターサイクルショー2024で実車をみてもらうのがおすすめだ!!
文:山ノ井敦司/写真:西野鉄兵、山ノ井敦司