写真・文:西野鉄兵
※筆者が確認できたモデルを掲載しております。すべてではございませんので、その点はご了承ください。また、この記事は随時更新する場合がございます。
「日本初公開」って聞くだけで、ワクワクしませんか!? モーターサイクルショーは、車両も用品も新製品をいち早くチェックできる場です。
とはいえ、大阪モーターサイクルショーの翌週開催となる東京モーターサイクルショーでは、「真の日本初公開」を見つけ出すのはなかなか難しい……。国内車両メーカーの新型車の多くは大阪で日本初公開、東京では関東初公開となりますからね。
この記事では、東京モーターサイクルショー2024で、初めて一般お披露目された真の日本初公開モデルを、現地で撮った写真とともに紹介します。
会期中の3日間に会場へ訪れるという方はぜひ実車をご覧ください。「あのバイク、日本初公開のときに見た」って一生言えますよ(笑)。
カワサキ「Z7 ハイブリッド」
「Nina7 ハイブリッド」とともに世界初のストロングハイブリッド量産バイクとなる「Z7ハイブリッド」。Nina7は大阪モーターサイクルショー2024で日本初公開されましたが、このZ7は、大阪会場閉幕後の3月19日に正式発表されたので、東京会場で日本初公開!
ハーレーダビッドソン「CVO ロードグライド ST」
ハーレーダビッドソンの最高峰グレードCVO(カスタムビークルオペレーション)の新型車「CVO ロードグライド ST」が登場! 1977ccのVツインエンジンはハーレーで最高126PS(94kW)を発揮。電子制御装備はもちろん、オーディオシステムなど豪華装備が満載です。
BMW「M 1000 XR」
BMWの「M」シリーズはもともと四輪にのみ採用されてきたブランド。スポーツ性能を追求したハイエンドモデルのみが冠しています。バイクでは2021年の「M1000RR」、2022年の「M1000R」、そしてこの「M1000XR」が3台目! クロスオーバーモデル「S1000XR」をベースにパフォーマンスや装備をグレードアップ。スポーツ走行はもちろん快適なツーリングも楽しめる「M」の登場です。
トライアンフ「ロケット3 ストーム R」
2024年3月19日に発表されたばかりの新型車「ロケット3 ストーム R」が日本上陸! 排気量2457ccのマッスルロードスターは、従来モデルよりもさらにパワーとトルクをアップ。実車を生で見ると本当に圧倒されます!
KTM「250 DUKE」
モデルチェンジを遂げた2024年モデルの「250デューク」が登場! フレームは新設計、単気筒エンジンも完全に再設計もされたもの。徹底的に軽量化されたホイールなど各部にもこだわりがたっぷり!
インディアン「FTR×RSDスーパーフーリガン」
ローランド・サンズ・デザイン(RSD)とのコラボレーションモデルが日本初お披露目! 世界300台限定の生産で、日本では25台のみの販売予定。早い者勝ちです!
イタルジェット「ドラッグスター300」
イタリアン・メーカーのイタルジェットは、2023年11月のEICMA(ミラノショー)で発表された「ドラッグスター300」の2024年モデルを日本初公開! 個性的なスタイリングと豪華な装備が特長。水冷DOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載したAT車です。
ヒョースン「GV250R」「GV250S-EVO」
クルーザーモデルを日本で展開しているアジアンメーカーのヒョースンは250ccの新型車2機種を日本初公開! 希少な250ccVツインモデルです。
「GV250R」はベルトドライブを採用。倒立フォーク、モノリアショックなどサスペンションにもこだわりがうかがえます。またスマートキーやスリッパークラッチも装備。ツーリングやタンデムも快適に行なえる仕様です。
「GV250S-EVO」は、「GV250R」と比べるとすっきりとしたボバースタイル。既存の「GV250DRA」とともにレブル250と真っ向勝負!?
F.Bモンディアル「ピエガ452」「スパルタン250」
2015年に復活を遂げたイタリアの老舗バイクブランド「F.Bモンディアル」。日本では125cc・250ccクラスのモデルがさまざま展開されています。東京モーターサイクルショー2024では、導入を検討中だという449.5ccの水冷DOHC2気筒エンジンを搭載した「ピエガ452」を日本初公開! さらに新機種「スパルタン250」も合わせてお披露目されました。モーターサイクルショーの反響次第で販売が決まるかも!?
文・写真:西野鉄兵
※筆者が確認できたモデルを掲載しております。すべてではございませんので、その点はご了承ください。また、この記事は随時更新する場合がございます。