トライアンフ「トライデント660 トリプル トリビュート エディション」の特徴
一年限りのスペシャルモデル、カラーだけでなく装備もプラス
トライアンフ「トライデント660」は、日本では2021年に発売されたミドルクラスのニューモデル。専用チューニングが施された659ccの水冷3気筒エンジンを軽量な車体に搭載。ハンドリングは軽快で、パワフルかつ機敏な走りを街中でも峠道でも楽しめる一台だ。
その「トライデント660」に、一年限りの生産となる特別仕様車「トライデント660トリプル トリビュート エディション」が追加された。
マン島TTレースで1971年~1975年に連続優勝を果たしたトライアンフのマシン「スリッパリー・サム」から着想を得たというカラーとグラフィックを採用。装備面ではシフトアシスト、フライスクリーン、アンダーカウルを特別に標準装備している。
車両価格はスタンダードモデルと同額の税込99万5000円。2024年4月にデリバリーを開始予定だ。またトライアンフは、4月5日~7日に開催の「第3回 名古屋モーターサイクルショー」で当モデルを日本初公開することをあわせて発表した。
このモデルの発表に際し、トライアンフ チーフ・コマーシャル・オフィサーのポール・ストラウド氏は次のようにコメントしている。
「2020年の発売以降、このミドルウェイトロードスターは、競争の激しいこのカテゴリーおいて、世界で35600台以上も販売しました。3気筒エンジンを搭載し、手が届きやすい金額で販売されるこのモデルは、若いライダーや、新たに趣味としてバイクを始める方にとてもおススメです。かつてSlippery Samが世界を席巻したように、この特別仕様車も、スタイル・テクノロジー・パフォーマンスでTriumphファンを虜にできると信じています」
トライアンフ「トライデント660 トリプル トリビュート エディション」の動画・写真
トライアンフ「トライデント660 トリプル トリビュート エディション」の主なスペック・価格
全長×全幅×全高 | 2020×795×1090mm |
ホイールベース | 1400mm |
シート高 | 805mm |
車両重量 | 190kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 659cc |
ボア×ストローク | 74.0×51.1mm |
圧縮比 | 11.95 |
最高出力 | 60kW(81PS)/10250rpm |
最大トルク | 64N・m/6250rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.6° |
トレール量 | 107.3mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・Φ225mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70 R17・180/55 R17 |
メーカー希望小売価格 | 99万5000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵