バイクの新型車は、3~4月の大阪・東京・名古屋モーターサイクルショーでお披露目され、春から秋にかけて販売されるという流れが通例です。2024年は大型車も期待のニューモデルが続々登場! 年が明けてから発売された車種と合わせ、とくに注目の新型車を紹介していきます。
レポート:西野鉄兵/モデル:せんちゃん

ヤマハ「XSR900GP」|モーターサイクルショー2024 参考出品車

画像1: 総排気量:888cc 発売時期:未定 税込価格:未定

総排気量:888cc
発売時期:未定
税込価格:未定

モーターサイクルショー2024でひと際目立ち、大きな話題となっている「XSR900GP」。日本初公開は、2023年10月のジャパンモビリティショーでのサプライズ展示でしたが、MCS2024では2台のカスタムコンセプト車も合わせて登場しました!

その名の通りXSR900をベースとしているものの、見た目はまるでブランニューモデル。アクセサリーパーツも多数公開されたいま、詳細発表はもう秒読みと言えるのか!?

ヤマハ「XSR900」|モーターサイクルショー2024 参考出品車

画像2: 総排気量:888cc 発売時期:未定 税込価格:未定

総排気量:888cc
発売時期:未定
税込価格:未定

「GP」が注目を集めているなか、モーターサイクルショー2024では「XSR900」のニューカラーも市販予定車として登場!

XSR900は2022年にモデルチェンジを受けました。3気筒エンジンは、排気量が845ccから888ccにアップし、電子制御装備も充実。そしてスタイリングも一新。スポーツヘリテージモデルと呼ぶに相応しいこのルックスはとっても好評です。

ヤマハ「MT-09」|新型・2024年モデル

画像: 総排気量:888cc 発売日:2024年4月17日 税込価格:125万4000円

総排気量:888cc
発売日:2024年4月17日
税込価格:125万4000円

初代誕生から10周年の節目を迎えた「MT-09」がモデルチェンジ! 3月14日に国内モデルが発表され、初陣は翌日に開幕した大阪モーターサイクルショー2024。一気に注目度を高めました。

新型は外観の変更のみならず、よりスポーティな走りを楽しみやすくするためディメンションも変更。TFTメーターや新型のクイックシフター、クルーズコントロールなど装備も充実しています。

ちなみに上級グレード「MT-09 SP」もスタンバイ。国内モデルの詳細はまだ明らかとなっていませんが、2024年夏頃にリリースされる見込みです。

ヤマハ「MT-07」|新型・2024年モデル

画像: 総排気量:688cc 発売日:2024年3月22日 税込価格:88万円

総排気量:688cc
発売日:2024年3月22日
税込価格:88万円

2気筒エンジンを搭載する「MT-07」も、この2024年3月にマイナーチェンジを遂げて新型に。TFTメーターを新採用し、スマートフォンとの連携機能を搭載。いっそう魅力を増しています。

2023年11月には原付二種のMT-125がデビューし、MT-09・MT-07は新型に。MTシリーズの勢いが加速するいま、ヤマハはファンへ向けた公式イベント「ダークサイドオブジャパン ナイトミーティング 2024」の開催を発表しました。国内では珍しい夜に集まるイベントです。盛り上がること間違いなし!

スズキ「GSX-S1000GX」|ニューモデル

画像: 総排気量:998cc 発売日:2024年1月25日 税込価格:199万1000円

総排気量:998cc
発売日:2024年1月25日
税込価格:199万1000円

スズキ初の電子制御サスペンション搭載車が満を持してデビュー! GSX-S1000シリーズとしては「GT」に次ぐ第3弾となります。

スポーツツアラーとアドベンチャーを融合させたこのクロスオーバーモデルは、快適装備が充実。ETC2.0車載器も標準装備されています。週末にロングツーリングを楽しみたい方にとって、最高の相棒となってくれることでしょう!

スズキ「GSX-8R」|ニューモデル

画像: 総排気量:775cc 発売日:2024年1月25日 税込価格:114万4000円

総排気量:775cc
発売日:2024年1月25日
税込価格:114万4000円

「GSX-S1000GX」とともにEICMA2023(ミラノショー)で発表された「GSX-8R」。国内販売も仲良く同時に1月25日に開始されました。

2023年に新発売された「GSX-8S」の初のバリエーションモデルでもあります。新設計の775cc・2気筒エンジンは爽快で力強いもの。8Sにカウルを装着しただけではなく、ショーワ製のSFF-BPを搭載するなど専用パーツも備えています。

カワサキ「Ninja 7 ハイブリッド」|ニューモデル

画像1: 総排気量:451cc 発売日:2024年6月15日 税込価格:184万8000円

総排気量:451cc
発売日:2024年6月15日
税込価格:184万8000円

少し前から川崎重工のテレビCM「カワる、サキへ。」をよく観るようになった気がするのですが、カワサキモータースも2024年は革新的なモデルを続々と投入しています。

2024年1月13日にはフル電動モーターサイクル「Ninja e-1」「Z e-1」を発売。そして3月には世界初のストロングハイブリッド量産バイク「Ninja 7 ハイブリッド」と「Z7 ハイブリッド」を発表しました!

「Ninja 7 ハイブリッド」は、フルカウル+セパレートハンドル仕様。排気量451ccの並列2気筒エンジンと交流同期電動機を組み合わせています。600ccクラスの車格で、1000ccクラスのスタートダッシュも可能。しかも燃費もいい! 電子制御式の6速オートマチック仕様で、クラッチレバーはありません。

カワサキ「Z7 ハイブリッド」|ニューモデル

画像2: 総排気量:451cc 発売日:2024年6月15日 税込価格:184万8000円

総排気量:451cc
発売日:2024年6月15日
税込価格:184万8000円

「Ninja 7 ハイブリッド」が大阪モーターサイクルショー2024が公開された後、「Z7 ハイブリッド」の国内モデルも登場。東京モーターサイクルショー2024で日本初公開されました。

「Z」らしく、こちらはバーハンドルを備えたネイキッド仕様。エンジンやモーター、フレームなど基本コンポーネンツは「Ninja 7 ハイブリッド」と共有しています。

これまでプラットフォームが共通の「Ninja」と「Z」は、Ninjaの方が価格が高く設定されていましたが、このハイブリッド兄弟は同額です。発売日も同じ2024年6月15日。ミドルスポーツのゲームチェンジャーとなるか、楽しみな2モデルです。

レポート:西野鉄兵/モデル:せんちゃん

画像: ▶▶▶新型車・新製品がめじろおし! モーターサイクルショー2024関連の記事一覧はこちらをクリック! www.autoby.jp

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