ジャパンモビリティショー2023で初公開されたカワサキの新型車「メグロS1」。2024年3月~4月のモーターサイクルショー2024でも舞台上に展示され、注目を集めていた。いま分かっていることをまとめてお伝えしよう。
文:オートバイ編集部/写真:鶴身 健
文:オートバイ編集部/写真:鶴身 健
カワサキ「メグロ S1」特徴
名車メグロSGの正統な後継機種!
2024年はメグロ100周年のアニバーサリーイヤー。そんな記念の年にカワサキが発売を予定しているのがメグロS1。2023年10月に開催されたジャパンモビリティショーにて先に発表されたモデルで、W800をベースとしたメグロK3に続く、新生メグロブランドの第二弾となる。かつて1960年代に軽二輪クラスにラインアップしていた「メグロSG」の正統な後継機種だ。
エンジンはジャパンモビリティショー2023で同時に発表されたトレールモデル、KLX230系の空冷シングルを採用していて、クランクケースはメグロらしい、丸みを帯びたものに変更。車体の骨格は2017年まで国内販売されていたエストレヤに似た構成となり、外装はメグロの伝統にのっとったブラックを基調としたもので、タンクは一部にメッキをあしらうなど、250ccクラスのモデルであることを感じさせないプレミアム感を演出しているのも特徴だ。
発売時期に関して、カワサキは2024年の秋に導入予定とモーターサイクルショー2024で発表した。軽二輪クラスの希少なトラディショナル系モデル、待ち望んでいるライダーも多いことだろう。
カワサキ「メグロ S1」各部装備・ディテール解説
文:オートバイ編集部/写真:鶴身 健