最新モデルであっても突然不調に陥る可能性はゼロではないし、軽い立ちゴケでも車体が損傷することもある。バイクは楽しい乗りものであるが、ある程度のトラブルリスクも考慮する必要がある。この記事では、定番トラブルの対処法を紹介しよう。
文:丸山淳大/写真:関野 温/モデル:mii
miiのソロツーリングで巻き起こる数々のトラブルをオッサンズが救う!?
新橋モーター商会の看板娘
miiちゃん
ソロキャンプ動画が大人気のYouTubeチャンネル「miiの休み時間」でバイクライフを発信しているmiiさん。今回はツーリング先で巻き起こるさまざまなトラブルを解決していく!?
YouTubeチャンネル:「miiの休み時間」
超ビギナーライダーにトラブル対処法を伝授
これから本格的なツーリングシーズンがやってくる。それに向けてバイクに乗り始めようと考えているのが新橋モーター商会の看板娘miiちゃんだ。近日中に愛車を手に入れソロキャンプに行くことを計画しているそうで、我々としてはいささか不安を感じるものの、本人としては前のめりでやる気十分なのである。
だが、どんなに安全運転をしていても、しっかりメンテナンスして備えていても、ツーリング中のトラブルというものは突然降りかかってくるものだ。
そこで、今回はこれまでに数々の死線をくぐり抜けてきた私マルとハチ黒の熟年ライダーコンビがトラブルバスターとして、応急処置方法のあれこれを紹介したい。
転倒時のレバーの折損やパンク、ガス欠からバッテリー上がりなどなど、ツーリングで起こりがちなトラブルも、ある程度の道具と知識を持ってすれば対処できる可能性はグッと高まる。いざという時に役立つかもしれないので、ぜひ参考にしていただければ幸いだ。
で、肝心のmiiちゃんはというと、我々のくどい熱弁をよそにスマホにロードサービスのアプリを入れて、準備万端のご様子。このように、ツーリングでも人間関係でも、この世は想定外のことばかり起こるので、決して油断してはならないのだ。
持っておくと便利! ツーリング中のトラブル解決〝神アイテム〟8選
トラブルを想定し備えあれば憂いなし
車載工具は応急処置の基本となるものなので、必ず携行しておこう。時には自分だけでなく同行する仲間を助けることにもなるかもしれない。それにプラスして、タイラップやステンワイヤーなども何かと役立つので、シートの下などに格納しておきたい。
さらに備えを盤石にするなら、バッテリー上がり、パンク、ガス欠などに対応するアイテムも必要だ。また、昨今はバイク向けのロードサービスも充実してきているので、できれば加入をおすすめしたい。