今度、オフロードというかトライアルコース併設のキャンプ場に遊びに行くんですよ。で、せっかくなら林道とかも走っちゃおうかと。なので、元々オフロードイメージの強いCT125・ハンターカブを、さらにオフロード仕様にしてみるよ。

タイヤはオフロード性能のあるものに

まずはタイヤ。オフロードだけを走るならごっついブロックタイヤでも良いんだけど、道中の舗装路も快適に走りたいし、なんならレイングリップが良ければさらに最高。濡れた路面の林道も結構おおいし。

そこでミシュランのアナキーストリート。オンでもオフでもいけるアドベンチャータイヤ。

画像: タイヤはオフロード性能のあるものに

スーパーカブ90に装着して、林道やらいろんなとこを走りまくってて性能の良さは体験済み。走行シーンを選ばないアドベンチャータイヤって、ハンターカブやスーパーカブに最適だと思うんですよ。

ちなみに、スーパーカブ90に装着した際に一番驚いたのが、舗装路の縦溝が平気になるってこと。ハンターカブ+アナキーストリート2.75でも同様に縦溝平気だった。最高。

万が一の転倒に備えてエンジンガードとしても頼れるパイプが便利

ハンターカブにはアンダーパイプがもともとついてるけど、張り出した形状のガードに置き換えることで転倒時のエンジンガードとしても期待できるようになるよ。
ノーマルのパイプに装着するタイプもあるけど、個人的にはノーマルよりパイプ径が太くて、最初から張り出してる形状を選びたい。

オススメは、ZETAのエンジンプロテクションアンダーパイプ。

画像: 万が一の転倒に備えてエンジンガードとしても頼れるパイプが便利

ジータレーシング(ZETA RACING) エンジンプロテクション アンダーフレームキット CT125(JA55) '20-22

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パイプ径22.2mmなので、各種アクセサリーを装着可能。張り出し部分のおかげで、フォグランプを守りつつ装着できるが嬉しい。ハンターカブってヘッドライト暗いから、できればフォグを装着しておきたいし。

アンダーガードの防御力をアップ

ノーマルにもアンダーガードは装着されてる。でももう少し防御力と防御範囲を増やしたいので、これまたZETAのアンダーガードをチョイス。

画像: アンダーガードの防御力をアップ

ジータレーシング(ZETA RACING) エンジンプロテクション アンダーガード CT125(JA55) '20-22

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プロテクション範囲は広いし、素材も分厚いので、飛び石や枝からもエンジンまわりを守ってくれるぞ。
ちなみに、さっきのアンダーパイプとこのエンジンガードはいずれもノーマル対応。なので、ノーマルパイプ+ZETAアンダーガードとか、ZETAアンダーパイプ+ノーマルアンダーガードって組み合わせも可能だよ。

ワイドペグは効果抜群すぎ。もっと早く装着すれば良かった

地味なんだけど効果絶大なZETAのワイドペグ。
一応、ハンターカブのノーマルステップもラバーを外すことでそれっぽくはなるよ。ただ、ワイドペグは、その名の通りさらに幅が広い。靴底をホールドする爪の形状なんかも、オフロードパーツメーカーならではのこだわったもの。

画像: ワイドペグは効果抜群すぎ。もっと早く装着すれば良かった

ジータレーシング(ZETA RACING)
ワイドフットペグクロモリD3021(旧品番D48-02-545)
CT125 (JA55/JA65)

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幅については約50mm。ノーマル比で約5mmワイド。たった5mmなんだけど、装着したらまじでびびるくらいホールド性があがるよ。「あれ、ステップボードつけちゃったかな?」ってくらい、もうすさまじい安定感。
なのに、ブレーキやシフト操作にはストレスなし。

オフロードはもちろんだけど、オンロードでも確実に走りやすくなるよ。ニーグリップできないという、ハンターカブというかカブシリーズ全体の弱点をかなり改善してくれるのよ。
オンオフ問わず、ほんと一度試してみて欲しい。

ちなみに長距離での足元の振動が気になる人にはアドベンチャーフットペグがオススメ。
アドベンチャーフットペグは上記のクロモリワイドペグよりも、幅広(約60mm)なので、さらに安定感アップ。

ZETA アドベンチャーフットペグ CT125 '20-23 (JA55, JA65) ブラック ZE93-0120

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長距離の疲労を軽減するゴムカバーは工具無しで脱着可能。カラーバリエーションもあるし、装着時のカスタム的な満足感はこちらの方がより高いかも。

チェーンガイドはオフにおける基本装備

オフロード特有の装備といえば、チェーンガイドが代表格じゃないかな。用途としては「チェーンの脱落を防ぐ」というもの。
オフロードだとスイングアームが大きく動くので、チェーン脱落の危険性があるのよね。あと、転倒時に指などを巻き込まないための安全装備としても重要。

画像: チェーンガイドはオフにおける基本装備

ジータレーシング(ZETA RACING) コネクティングクランプ コンプリートキット

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もうひとつ、ヒールガードもオフ特有のパーツじゃないかな。オフロードブーツのかかとでチェーンを蹴ってしまってチェーンが脱落する、ってのを防ぐためのものね。
コネクティングクランプなら、チェーンガイドとヒールガード、さらにチェーンカバーをシーンにあわせて組み合わせることができるよ。

マディなコースではドライブスプロケカバーも交換しておこう

マディ、つまり泥っぽい路面ではドライブスプロケカバーの交換が効果抜群よ。泥噛みっていって、泥が詰まるらしいのよ。ZETAのドライブカバーは排泥性能を重視しつつ、強度とメンテナンス性にこだわったモデル。

ジータレーシング(ZETA RACING) ドライブカバー

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ハンドガードで手元を防御

手元を守るハンドガード。手自体を守ってくれるのはもちろんだけど、木の枝とかがブレーキレバーに当たるリスクも減らしてくれるよ。林道なんかで張り出した枝とかあると怖いからね。

オフロード界隈での定番は、アーマーガード。ゴツイし、カッコいいのよね。もちろんハンターカブ界隈でも装着率はかなり高い人気アイテム。

ジータレーシング(ZETA RACING) アドベンチャーアーマーハンドガード ブラック CT125(JA55/JA65) '20-23 純正ハンドルバー・ZETAスペシャライズドハンドルバー(品番:ZE07-9960)専用設計

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アーマーガードはもちろん最強に防御力高いけど、自分は敢えてのソニックガードを装着してみたよ。
バーエンドに装着するので車種を選ばない。アーマーガードより強度は劣るかもだけど、枝とか飛び石ならこれで十分守ってくれそう。

画像: ハンドガードで手元を防御

あと、バーエンドに締結する構造なので、振動吸収効果もありそうなのよね。

ジータレーシング(ZETA RACING) ソニックハンドガード ユニバーサル バーエンド取付け

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ソニックハンドガードのままだと、ちょっと大人しいので、X2プロテクターを組み合わせることでオフ感をアップさせてみたよ。

ジータレーシング(ZETA RACING) X2プロテクター ブラック

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ピボットレバーなら折れにくい

万が一の転倒で、レバーが折れにくくなってるのがピボットレバー。ハンドガードがついてるとはいえ、レバーは絶対折れて欲しくないからね。

画像1: ピボットレバーなら折れにくい

ハンターカブ用に、スペシャルカラーモデルも用意されてるし、自分みたいに3フィンガーの短いレバーにも交換可能だよ。

ジータレーシング(ZETA RACING) ピボットレバーCP ブレーキ 4フィンガー ブラック CT125 (JA55/JA65)'20-23, CC110 (JA60)'22,

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こんな感じで、反対側にもびょーんって曲がるようになってるのよ。もちろんバネが効いてるので、走行中とか勝手に反対側に曲がったりはしないよ。

画像2: ピボットレバーなら折れにくい

3フィンガーにするとハンドルカバーとの相性も良くなるよのね。詳しくは過去記事にて。

バーパッド化

ハンドルで胸を打った時のダメージを軽減してくれるのがバーパッド。なんだけど、ハンターカブ用のバーパッドって見つからないんですよね。

ただ、見た目が凄くオフっぽくなるから工夫して装着してみたよ。

画像: バーパッド化

使ったのはこれらのアイテム。

ジータレーシング
COMPバーパッド ミニ

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uxcell フォームチューブ 22 mm内径 48 mm外径 2 M長さ チューブカバー HVAC銅パイプ断熱ハンドルグリップサポート用 ブラック

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装着方法とか、詳しくは過去記事を参考にしてね。
ゆっても、チューブ切ってはめるだけだけど。

軽量でトルクに優れるDELTA管をヒートガードでプロテクト

マフラーは、好みのものがあると思うけど、自分のお気に入りは低中速が豊かになるDELTAバレル4-S MINI。

低中速のトルク感はノーマルをはるかに超えるし、だからといって高回転の伸びが悪いわけでもないという、すばらしい仕上がり。
張り出しが抑えられてるので、取り回しも良好。正直オススメ。

画像: 軽量でトルクに優れるDELTA管をヒートガードでプロテクト

ダートフリーク(Dirtfreak) DELTA バレル4-S MINIサイレンサー CT125 '20-22(JA55) JMCA認定/公道走行可

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で、さらにオフっぽく、ゴツくするために、パイプガードを組み合わせてみたよ。

ディーアールシー(DRC) エキゾーストパイプガード 4サイクル

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ディーアールシー(DRC) エキゾーストパイプガード 2サイクル

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ディーアールシー(DRC) ヒートプロテクター用リプレースメント マウントキット

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パイプガードの装着については過去記事を参考にしてね。これも、好きなように付けるだけだけど。

サイドスタンドの埋まり防止はしておきたい

林道だと地面が柔らかいこともままあるのよね。あと、キャンプ場とかも。なのでサイドスタンドの接地面を拡大しておくと安心よ。
自分は、JA55にJA65の純正サイドスタンドを装着してる。JA65用は接地面が拡大されてるからね。

画像: サイドスタンドの埋まり防止はしておきたい

あと、こういう接地面拡大パーツを装着するのもオススメ。サイドスタンドの交換よりも超簡単に交換できるよ。あと、高さが数ミリ上がることで、サイドスタンド使用時に車体が倒れすぎるのも防止してくれるよ。

ジータレーシング(ZETA RACING) サイドスタンドエクステンダー CT125(JA55) '20-22

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軽さは扱いやすさ、ということでキャリアを軽量コンパクトに

オフロードだと、できるだけ軽量化しておきたいわけで。登れなくて押すこともあり得るし。押したくないけど。

普通のバイクの場合、軽量化に一番効果的なのはマフラーなんだけど、ハンターカブの場合は純正キャリアをなんとかするのも効果的。
純正キャリアって4kg以上あるからね。

画像1: 軽さは扱いやすさ、ということでキャリアを軽量コンパクトに

キャリアが全くなくなってしまうと、それはそれで困るのでDRCのコンパクトキャリアにしたよ。重量たったの1.8kg。

シート側のグラブバー部分がオプション設定なのも嬉しい。あれがあると尻にあたるから、個人的にはこのフラットな形状がすごく使いやすい。

ディーアールシー(DRC) コンパクトキャリア CT125(JA55/JA65) '20-23

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コンパクトキャリア化するなら、吸気口も交換しておきたい。とりあえずコンバージョンダクトにしておけば問題なし。

画像2: 軽さは扱いやすさ、ということでキャリアを軽量コンパクトに

ジータレーシング(ZETA RACING) コンバージョンダクト CT125('20-23)

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いざという時のためにドラレコも

ラストはドラレコ。コースでは使えない気がするけど、林道なんかではやっぱり万が一に備えることは大事だからね。オフロードに限らないけど、ドラレコの優位性って凄いので、できるだけ多くノバイクに装着してほしい。

あと、GoProの電池が切れても、意外と代用になったりもするし。

画像: いざという時のためにドラレコも

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最終的にこんなスタイルになったよ

色々装着してこんな感じ。アンダーガードとヒートプロテクターの存在感が凄い。

画像: 最終的にこんなスタイルになったよ

これで、オフロードごっこ&林道キャンプツーリングに行ってくるよ!

まとめ

今回紹介したパーツ以外にも、ハンドルやヘッドライトガード、ウィンカーガードなどなど、ほかにもオフテイストで魅力あふれるパーツが多数存在するので、色々探してみてね。

レポート:若林浩志

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