文:丸山淳大/モデル:mii/写真:関野 温
はじめての洗車! 道具と手順を看板娘・miiが紹介
奥深きバイク洗車、気軽に挑戦してみよう
バイクのコンディションを維持するために欠かせないのが洗車だ。車体をきれいに保つことで劣化やサビの発生を抑止できるし、洗車時に各部を観察することで、消耗品の交換時期や車体の異常に気づくことにもつながる。
これから本格的なバイクシーズンを迎えるにあたり、冬期を乗り切った、あるいは冬眠明けの愛車を自分の手で洗車してみてはいかがだろうか。
と、そんな春の訪れを察知したのか、またハチ黒氏から突然「俺のバイク、雪上撮影でドロッドロに汚れたから洗車しといてな?」と、連絡が…。バック・トゥ・ザ・フューチャーのビフじゃないんだから。「マル、ワックスは必ず二度がけだぞ?」じゃないのよ。洗車ぐらい自分でしてくださいよ~。
だがしかし、今回から油臭い床ヌルヌルの我が新橋モーター商会にフレッシュヤングな看板娘・miiが加入することになったのだ! ここは新人ちゃんに活躍してもらって、私もラクしちゃいたいと思います。
さて、バイク洗車の実作業だが、これは難しいことはなく、単純に洗剤で水洗いすれば良いだけだ。しかし、少なからず注意点や作業のコツがあるので、そうした点を解説したい。
新橋モーター商会 看板娘の mii ちゃん!
旅行とキャンプが大好き!
ソロキャンプ動画が大人気のYouTubeチャンネル「mii camp【女子ひとり徒歩キャンプ】」で活躍中のmiiちゃんは、バイクの免許を取ったばかりの超初心者。なにかと周囲をヒヤヒヤさせてしまうが、バイクの知識を猛勉強中!
洗車に使用するアイテム
バイクはエンジンもサスも剥き出し! 適材適所のブラシ選びが大切
とりあえず、台所用洗剤とスポンジさえあれば良いでしょ? なんて思う人もいるかもしれないが、バイクの洗車は専門業者のプロもいる奥深いものだ。初心者だからこそ良い道具を揃えてQOS(クオリティ・オブ・洗車)を高めよう!
異なる大きさや硬さのブラシを揃えましょう!
【デイトナの洗車グッズ】
バイクの洗車にはバイク用が最適
現在、様々な洗車用品が販売されているが、そのほとんどはクルマ用の商品だ。バイクはホイールやエンジン、マフラーなどなど複雑な形状かつ、手の入りづらい隙間だらけなので、使えるものは意外と少ない。
かゆい所に手が届くブラシ類はやっぱりバイク用品メーカーのものを選ぶのが一番! また、シャンプー(洗剤)は、台所用中性洗剤で代用もできるが、汚れの落ちや機能面を考えるとやはりバイク用がベストな選択だ。
今回はいずれもデイトナのものを使用した。それ以外のものは、百均やホームセンターのものを活用。洗車とは関係無いものでもアイディア次第で便利に使うことができる。経験値が上がってくると、だんだん道具も厳選されてくるはずだ。