月刊『オートバイ』&webオートバイの恒例企画「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」を今年も開催します! 1977年から続く、読者のみなさまの投票で今年のナンバーワン・バイクを決めるバイクの総選挙です。 
この記事では、『オートバイ』の多くの企画で撮影しているカメラマン南氏がセレクトした3台を紹介します。「撮っていて印象に残った」というニューモデルをチェック!
※スタッフの推薦は「ジャパン・バイク・オブ・ザ・イヤー」のランキングに影響はしません。また国産車だけでなく輸入車も含んでいます。
まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸

第1位 ヤマハ「XSR900 GP ABS」

画像: YAMAHA XSR900 GP ABS 総排気量:888cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 シート高:835mm 車両重量:200kg 税込価格:143万円 ※撮影車両はワイズギアの外装セット装着車

YAMAHA XSR900 GP ABS

総排気量:888cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:835mm
車両重量:200kg

税込価格:143万円

※撮影車両はワイズギアの外装セット装着車

往年のカラーにグッと来る

最近のニューモデルで一番グッと来たのはXSR900 GPですね。YZR500やTZR250Rを思わせるカウルの造形が素敵です。スタンダードのマールボロカラーもいいのですが、個人的にはワイズギアのRZV500R風グラフィックの外装キットを装着した車両にシビレました。当時RZVは高嶺の花で、誰でも簡単に手に入れられるようなバイクではなかったんですが、このグラフィックを見ると、当時の思い出が蘇ってきて感慨深いものがあります。

画像: RZV500Rをオマージュしたグラフィックを採用するワイズギアの外装キットは33万円。2024年9月発売だが、すでに受注は終了している。

RZV500Rをオマージュしたグラフィックを採用するワイズギアの外装キットは33万円。2024年9月発売だが、すでに受注は終了している。

画像: テールカウルに入る「スピードブロック」と呼ばれるグラフィック。当時のバイク乗りからは「ストロボカラー」とも呼ばれていた。

テールカウルに入る「スピードブロック」と呼ばれるグラフィック。当時のバイク乗りからは「ストロボカラー」とも呼ばれていた。

第2位 スズキ「GSX-S1000GX」

画像: SUZUKI GSX-S1000GX 総排気量:998cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 シート高:830mm 車両重量:232kg 税込価格:199万1000円

SUZUKI GSX-S1000GX

総排気量:998cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
シート高:830mm
車両重量:232kg

税込価格:199万1000円

スズキの気概を感じるフォルム

背の高いフォルムを持った、アドベンチャー系のモデルはどうしても似たようなバイクが多いのですが、このGSX-S1000GXだけはひと味違います。ボディのデザインが非常に個性的で、特にフロントカウルのシャープで直線基調の造形は他のモデルには見られないユニークなフォルム。好き嫌いは分かれるでしょうけれど、個人的には新しい世界を切り拓くんだ、というスズキの意気込みが感じられていいな、と思いました。

第3位 KTM「1390 SUPER DUKE R EVO」

画像: KTM 1390 SUPER DUKE R EVO 総排気量:1350cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒 シート高:834mm 車両重量:212kg 税込価格:269万9000円

KTM 1390 SUPER DUKE R EVO

総排気量:1350cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
シート高:834mm
車両重量:212kg

税込価格:269万9000円

他にはない独創性のカタマリ

もう、こんなデザインは他にはない! と言い切れるフォルムのバイクがKTMの1390スーパーデュークR EVO。どこからどう見ても、ひと目でKTMのバイクだと分かるデザインで、近年のニューモデルでは類のないインパクトを見る者に与えます。タンクスポイラーと呼ばれる尖ったシュラウドや、LEDヘッドライトユニットの独特なカタチが強く印象に残りました。そういう意味では撮影しがいのあるカタチのバイクですね。

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